「この国はいつまで続ける気ですか!」加藤浩次が日本人の“マスク信仰”に苦言

 お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が9月29日、MCを務める「スッキリ」(日本テレビ系)に出演。飲食店での新型コロナウイルス感染対策のマスク着用に問題提起をした。

 番組では「日本のマスク、いつまで」というテーマでトークを展開。木曜コメンテーターのフリーアナウンサー・高橋真麻は「花粉症とインフルエンザがあるので、これからの時期もマスクはすると思う」と言いつつも、「それ(花粉症とインフルエンザ)を抜きに考えると、今はマナーでやっている感じ」と発言。続けて「飲食店とかちゃんとしたお店だと、マスクをしていないと入れてもらえない。結局、(マスクを)持っていないと自分の好きな行動ができないっていうのが1番の理由」と、マスク着用は感染対策が最大の理由ではないと明かした。

 真麻のコメントを受けて、加藤は「飲食店と真麻さん、おっしゃいましたけど、〝あれ〜?〟と思うのは僕もそうなのよ」と切り出し、「外に出ているときにマスクをしていて、飲食店に入って席に座って、〝はい、食べましょう〟となると、外している。外したまま喋りながら食べている。食べて会計をしてマスクをして外に出る。(この一連の行動に)〝えっ、これ、おかしくない?〟とちょっと思ったんです。今まで飲食店は会話があるところはマスクをしましょうという話だったけど、これ逆転現象」と疑問を呈した。

「加藤が言うように、外ではマスクをしていても、飲食店に入ると外して会話をするというのはおかしな話です。真麻が『今はマナーでやっている感じ』と指摘したように、マスク着用は世間体のような気がします」(情報誌記者)

 加藤は飲食店での人数制限にも不満を漏らした。喫茶店に家族5人で行ったところ、店員から1テーブル「4人までなので、3人と2人に分かれてください」と言われたことを明かし、「家族だから一緒にいたほうがいいと思いますよ。(2つに)分かれたほうが感染リスクを高めますよ」と説明したが、納得してもらえなかったという。

「家族5人が1つのテーブルで飲食しても、何の問題もありません。喫茶店の方は〝密を避けるため〟という店内ルールに従ったのかもしれませんが、家族ですから。家ではずっと一緒です。5人家族が2つのテーブルに分かれることで、感染リスクが低下することはまずありえません」(前出・情報誌記者)

 加藤は「同調圧力でみんなが(マスクを)しなければいけない状況、この国はいつまで続けるんですか?」と投げかけたが、今後はどうなることやら。

(石田英明)

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