「タモリ以来のお昼の顔!?」石橋貴明、フジ特番出演は「新レギュラー」への狼煙か

 今や活動の場をYouTubeなどのネット動画に移した「とんねるず」の石橋貴明。19日放送の特番「お笑いオムニバスGP」(フジテレビ系)に出演し、番組内の「2億4千万のものまねメドレー」コーナーの審査委員長として久々の地上波復帰を果たした。

 同コーナーは18年3月まで放送されていた「とんねるずのみなさんのおかげでした」(同局系)の名物企画。昨年9月に続く2度目の特番内コーナーでの放送だが、現在石橋をテレビで見られるのは同じく「みなさん」から独立した特番の「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」(同)と「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」(テレビ朝日系)くらいだ。だが、ここに来て風向きが変わってきたという。

「7月にフジテレビの新社長に就任した港浩一氏の存在です。かつて『みなさん』のプロデューサーを務め、ノリさん(木梨憲武)がモノマネしていた人物として有名です。黄金期のフジのバラエティ番組を支え、タカさんとは長年の盟友です。そのため、業界内では同局で再びレギュラー番組を持つ可能性が高いと噂されています」(テレビ誌編集者)

 芸風とは違い、石橋は気遣いの人として知られ、後輩芸人やスタッフからの評判もいい。トークスキルもまったく衰えず、野球をはじめとするスポーツの博識ぶりは専門家も顔負け。彼自身まだ60歳で老け込むには早すぎる年齢だ。

「10月にABEMA TVで『タカさんロサンゼルス移住計画!』という番組が放送予定ですが、本当に家を買ったとしても引退してロスに引っ込むわけではないはず。それにフジテレビは『バイキングMORE』終了後に始まったお昼の情報番組『ポップUP!』の年内打ち切りが確実視されています。その後番組でタモリさん以来のお昼の顔になるとか、来年スタートの新番組のレギュラーに起用されるなんて話も耳にしますね」(同)

 ネット番組での雌伏の時を経て、地上波に再び殴り込みをかける日はそう遠くなさそうだ。

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