松本人志「活動休止」のウラで、“クリーン”なとんねるずに再脚光

 週刊文春が報じた性加害疑惑に対し、「裁判への注力」のため当面の芸能活動休止を発表したダウンタウン・松本人志。だが、民事の名誉棄損裁判は長期化するケースがままある。

 特に今回は全面対決となり、双方が一歩も退かない可能性が高く、そうなれば一審判決が出ても上訴して、確定までなら5年かかってもおかしくないという。それだけの長期間、表舞台から姿を消すとなれば、いくら松本といえど“過去の人”になりかねない。そうした中、ここに来て再び注目されているのが同世代のお笑いコンビ「とんねるず」だ。

 木梨憲武は15日からの主演ドラマ「春になったら」(カンテレ・フジテレビ系)がスタート。最近は全国各地で個展を開くなど芸術家としての活動が目立ったが、24年ぶりとなる連ドラの主演が大きな注目を集めている。

 一方、石橋貴明はチャンネル登録者数166万人(※1月9日現在)と芸能人トップクラスのユーチューバーとして活動。地上波レギュラーは「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」(フジテレビ系)や木梨と出演する「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」(テレビ朝日系)と特番のみだが、ABEMA TVなどのネット局では不定期ながら多数のバラエティ番組が配信されている。

「2人ともとおに還暦を越えていますが、タレントとしての力の衰えは全く感じません。それにトップ芸人の座に上り詰めてからは、女性スキャンダルはほとんど聞きません。今はコンプライアンスに大変厳しいこともあり、私生活は比較的クリーンな彼らが再びテレビのメインストリームに返り咲く可能性も囁かれています」(スポーツ紙芸能デスク)

 しかも、フジテレビの社長は長年の盟友でもある港浩一氏。同局に限らず昨年のジャニーズ騒動に加え、今回の松本の休業により多数の番組が今後改編を余儀なくされれば、そこに彼らが新番組のレギュラーとして起用されるかもしれないというのだ。

「特に石橋はMCとしての実績も十分。スポーツへの造詣が深く、バラエティ以外にも対応できます。スタッフ受けは悪くないですし、『一緒に仕事がしたい』という声は各局で聞きます。現在は冠番組へのこだわりもないようなので、ヒロミのようなポジションで出演を増やすかもしれません」(同)

 どんなに大物でも休業すれば代わりの者がすぐに穴を埋めるのが芸能界。もう一花咲かせる可能性は大いにありそうだ。

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