歌手の中森明菜が8月30日、ツイッターを開設。開始わずか6時間でみるみるうちにフォロワー数は10万人を突破し、その後もどんどん増え続け、30日の1日だけで30万人を超えた。
明菜ファンがいかに彼女の情報に飢えていたかがよくわかるが、中森はこのツイッターに「いつも応援してくださるファンのみなさまへ」と題した手紙を添付。要約すると、まだ万全とはいえないが体調が良くなってきた。ゆっくりとした歩みになるが、新たな個人事務所を設立して再始動に備えている、ということだった。
中森といえば、7月9日に放送された「中森明菜 スペシャル・ライブ1989 リマスター版」が平均世帯視聴率4.6%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。同ライブは3月19日にNHK・BS4K、4月30日にNHK・BSプレミアムで放送された。ワーナーミュージック・ジャパンの公式YouTubeチャンネルでも視聴可能だ。BSでの〝再々放送〟、動画ではいつでも視聴できるにもかかわらず、4.6%を叩き出したのは、中森の人気が衰えていないことの証でもある。
8月8日は「週刊現代」が、NHKが早くも今年の「紅白歌合戦」に中森を出演させるために動き出したと報じている。5月にデビュー40周年を迎えた中森。2017年末のディナーショー以降、表舞台から姿を消しているが、紅白出場が実現すれば目玉になることは間違いない。
完全復帰の準備は整いつつあるが、気がかりなのは本人も手紙で綴っていた〝体調〟だ。
「7月25日配信の『女性自身』電子版によると、中森は10年に帯状疱疹が原因で芸能活動を無期限休止。一時復活したものの、体調は思うように回復していないとのこと。また、精神的にも不調をきたし、人前で歌を披露するどころか、会えるのも限られた人のみとか。自宅からほとんど外出しない生活が続いているといいます。体調のことを思えば、ツイッターは始めたものの完全復活まではもう少し時間がかかりそうです」(芸能記者)
加速度的に増えていくフォロワーの数が、心の励みになるといいのだが。
(石田英明)