中森明菜、ファンクラブ会員を愕然とさせたコンサート中止・ツアードタキャン大騒動の悪夢

 歌手の中森明菜が59歳の誕生日を迎える7月13日、ファンクラブ・ALDEAの会員を対象にしたコンサートを開催するという。4月16日に一部スポーツ紙が報じた。

 記事によると、ファンクラブの会員に案内されたコンサート日程は7月12日から3日間。場所は東京駅から徒歩10分圏内と明記され、具体的な会場名は直前に告知されると見られている。また、公演日は明菜の体調に考慮しつつ、13日のみになる可能性もあるという。

 明菜は2018年以降、芸能活動を休止していたが、22年8月に個人事務所を設立。同年12月に新たなファンクラブ・ALDEAを開設した。23年12月には公式YouTubeチャンネルを開設し、これまで「北ウイング」「TATTOO」「BLONDE」など往年のヒット曲をアレンジした歌唱動画をアップしている。

 バースデー・コンサートが実現すれば17年12月に開催されたディナーショー以来、約6年半ぶりのライブとなる。長期間のブランクが心配されるが、4月16日発売の「FLASH」によると、明菜の歌唱動画にはボーカル部分を修正した形跡がなく、〝今〟の歌声がそのまま使われているという。YouTube動画を視聴すればわかるように、円熟味を感じさせる歌声は期待以上のものがあった。

 ライブでの完全復活の期待は高まるばかりだが、不安もなくはない。

「1999年7月に開催予定だった東京・大阪・名古屋でのファンクラブ会員を対象にしたバースデー・コンサートが中止になったことがあります。中止の原因の詳しい理由はわからず、しかもチケット代の返金が滞ったことも報道されました。その前年、98年にはファンクラブの企画で明菜とマレーシアに行くツアーが予定されていましたが、出発当日に明菜が成田空港に現れず、ツアーが急遽キャンセルされたという前代未聞のトラブルも起こしています。今回、59歳のバースデー・コンサートもファンクラブ企画だけに、無事開催されるか、会員も心配なのではないでしょうか」(芸能記者)

 開催日も場所もはっきりしない今、不安は募るばかりだ。

(石田英明)

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