アイドルグループ「モーニング娘。」の元メンバーでタレントの市井紗耶香が6月26日、国会内で会見を開き、7月に行われる参院選で立憲民主党から比例代表で出馬することを表明した。
「アイドル時代とは一転、真っ白なスーツ姿で同党の福山哲郎幹事長と共に会見に登場。4人の子供を子育て中であり、様々な不便を感じたことから、子育て支援政策の拡充のために出馬を決意したことを語っています。立憲民主党からの出馬の理由については、『多様性を大切にしているところ。人それぞれ違う部分を認め合い、支え合い、尊重して助け合っていく。そういう理念に共感を持ちました』と答えていました」(全国紙記者)
市井は1998年、14歳の時に、モー娘。第2期メンバーとして加入。後藤真希や保田圭と組んだグループ内ユニット”プッチモニ”では「ちょこっとLOVE」がミリオンセラーを記録する大ヒット。しかし2000年4月、唐突に「シンガーソングライターになりたい」と休業後、脱退。モー娘。としての活動はわずか3年ほどだった。
「ところが卒業の真相は違ったようで、2017年にバラエティ番組『じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告〜』(テレビ東京系)に市井が出演した際、16歳で卒業した時の心境について『遊びたくなっちゃったんだと思います。恋愛もしたいし』と告白。さらに今年5月に『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に出演した際には、『初キッスは車の中』と明かし、モー娘。在籍中に少し年の離れた彼氏と”送り迎えデート”の車中でファーストキスをしていたことを自ら暴露するなど、奔放な一面がうかがえました」(芸能記者)
2002年、「市井紗耶香 in CUBIC-CROSS」を結成しデビューするも、メンバーのギタリストと2004年20歳の時に結婚して芸能界を引退。2人の子供をもうけたが2011年に離婚。しかし翌年、美容師の男性と再婚するなど、激動の半生を送っている。
「立憲民主党は参院選の比例代表候補の4割以上を女性にすることを目標に掲げており、それで市井にも白羽の矢が立ったのでしょう。市井は憧れの議員として蓮舫副代表を挙げていますが、どちらかといえば同党の先輩・山尾志桜里議員のように有権者から“むきだしの好奇心”を向けられているのが現状。市井のツイッターには批判的なコメントが殺到し、耐えきれなくなったのか削除したことも明らかになっています」(前出・芸能記者)
果たして立民の“集票マシーン”となれるか。
(窪田史朗)