サッカー元日本代表の小野伸二が、2人のプロ雀士を相手に自宅で行った「麻雀」が話題になっている。
2人のうちの1人であるプロ雀士・浅井堂岐（たかき）氏は、この時の様子を自身のインスタグラムのストーリーで公開。「第一回小野伸二杯の優勝は小野伸二さん」と発信した。
「浅井氏も明かしている通り、この対戦は『真剣勝負』でした。小野は、2人のプロ雀士を相手に堂々と勝利したようですね」（夕刊紙記者）
小野の麻雀好きは関係者の間では有名だったようだが、実は、小野に限らず、麻雀好きのJリーガーは意外に多いという。
「Mリーグ（麻雀のプロリーグ）の最高顧問には川淵三郎氏（初代Jリーグチェアマン）が就任しています。大学時代から麻雀を始めたという川淵最高顧問は『相手を観察しながらコミュニケーションをとり、想像を膨らませて、勝負に向けて決断する。これほど奥が深いスポーツはない』と87歳になった今も卓を囲んでいるといいます」（前出・記者）
そんな川淵氏の影響もあってか、Jリーガーの間では、頭脳スポーツとしての「健康麻雀」が選手の間で定着したようだ。
「現Jリーグチェアマン・野々村芳和氏や、日本代表で10番をつけた（現日本代表の）名波浩コーチ、そしてパリ五輪出場が決まったU―23の大岩剛監督もかなりの腕前だそうです」（前出・記者）
Mリーグは2018年7月に発足。チェアマン（理事長）にはサイバーエージェントの藤田晋社長が就任している。リーグ発足の目標の1つが「五輪の正式種目にする」ことだという。
いずれは、現役Jリーガーがサッカーと麻雀の2種目掛け持ちで五輪に出場する時がくるかも！？
（小田龍司）
