痛恨の誤読!テレ朝・玉川徹氏がコロナ対策を力説するも視聴者から失笑

 テレビ朝日の玉川徹氏が7月22日、コメンテーターを務める情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(同局系)に出演。まさかの失態を犯し、一部視聴者から失笑を買った。

 新型コロナウイルスの感染者は7月21日、18万6246人を記録。2日連続で過去最多を更新し、東京では初めて3万人を超えた。感染力が強いとされるオミクロン株の変異型BA.5の影響と見られている。

 感染爆発の理由について玉川氏は「これだけ増えるということは、何が変わったかというと、やっぱり感染力」と強調。具体的に「今までは、たとえば10個のウイルスで感染していたのが、5個のウイルスで感染する。つまり、少ないウイルスでも感染するということ」と感染力の強さを説明した。

 ここまではよかった。続けて玉川氏は「昨日、聖路加国際病院の感染制御担当の方の記事を読んだんですけど」と語り始めたが、痛恨の誤読をしてしまった。玉川氏は「聖路加」を「せいろか」と読んだが、正式には「せいるか」。英語で書くと「St. Luke’s」で、ネット上でも〝せいるかですけど〟と、失笑する声が漏れていた。間違えやすいが、同番組ではご意見番的な〝レギュラーコメンテーター〟を務めているのだから、正しく読んでほしかった。

 玉川氏が読んだ記事には感染予防について2つの注意点があったという。1つはエアロゾル感染に気をつけること。エアロゾル感染とは、空気中に浮遊するウイルスを含んだ微粒子・エアロゾルを介した感染のこと。記事によれば、これはマスクで防げるとか。もう1つは目からの飛沫感染。玉川氏が言うには、

「たとえば、相対で話をしているときに、相手の方はマスクをつけてないけど、私はマスクをつけているから大丈夫だと思いがちじゃないですか。しかし、相対している方がマスクつけてなく、もし感染していたとしたら、近い距離で喋っていると飛沫が目につく。感じませんよ、感覚としては。そういうことでも感染は成立する」
 
 と目からの飛沫感染を危険視した。

「エアロゾルは空気中に漂っているので、人と距離をとっていても感染する可能性があります。玉川氏がエアロゾル感染を本当に危惧するのであれば、スタジオでもマスクが必要ということになります。ネット上でも『エアロゾルを熱く語っているのに出演者全員ノーマスク笑』などと揶揄されていました。また、目からの感染については『ゴーグルでもつければ?』と突き放した意見もありました」(週刊誌記者)

 玉川氏のゴーグル姿でのスタジオ出演も見てみたい。

(石田英明)

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