スラリとしたサラブレッド級の美脚グラビアが話題のタレント・神部美咲（27）は芸能界きっての「競馬好き」。宝塚記念で2年連続万馬券を的中させた〝V2攻略術〟をこう伝授する!
─まずは「宝塚記念」のV2おめでとうございます。
美咲 ありがとうございます!
─3連単2万5220円の高配当に300円を投資して、デアリングタクト（3着）の複勝も合わせて払戻金は7万6860円ですよ!
美咲 MCを担当している「馬好王国」（フジテレビ系）の「春の10番勝負」というGⅠレースの予想企画では、1回しか的中していなくて、かなり追い込まれていたんです。でも、こういう時こそ攻めないといけない‥‥。そう思って3連単2頭軸マルチで30点に絞って勝負しました。
─難解なレース展開で馬選びのポイントは？
美咲 天皇賞（春）のレースを観た時点で、タイトルホルダーの3着以内は堅いなと思っていました。それに大好きなデアリングタクトを何とか馬券に絡めたくて。心情的には1着固定にしたいくらいだったのですが、デアリングタクトが3着以内に入ったのに外れるのは嫌だったので、最終的にマルチを選択。その上で、2着に穴っぽい馬が来るんじゃないかと思って相手を選びました。
─デアリングタクトはハナ差で3着。ハラハラしたんじゃない？
美咲 確定が出るまでの時間が本当に長く感じられて、心臓が止まるかと思いました。「どうにか勝っててくれ!」と（笑）。
─22年の収支も一気にプラスに転じましたか？
美咲 おかげさまで、102％のプラス収支になりました。
─デアリングタクトといえばケガ明けの前走は6着。馬券の軸にするのに迷いはなかった？
美咲 実は、私の父親もずっと競馬をやっていて、私が競馬番組に出演させていただくようになってからは競馬談義も増えて、毎週、予想をLINEで送ってくれるんです。そのやり取りの中で「好きな馬だけは絶対に買い続けろ」って。「そういうものなんだ‥‥」くらいに思っていたんですけど、今回、デアリングタクトを軸にできたのも父親のおかげかもしれません。
─まさに父子相伝の神部家流の馬券術ですね。
美咲 はい。これからも父親の教えを胸に、競馬を楽しみたいですね。
─改めてお聞きします。競馬の魅力とは？
美咲 今年の日本ダービーも競馬場で観戦させていただいたのですが、競馬界のレジェンド・武豊さんが騎乗するドウデュース（3番人気）が外から差し切りました。1番人気が馬券対象外で外れた人がたくさんいるはずなのに、競馬場の一体感がすごくて、「競馬って本当にいいものだな」って実感。私も馬券は外してしまったんですけど、いつの間にか涙がこぼれて‥‥。
─今年のダービーは競馬史に残る名勝負でしたね。
美咲 馬券を当てることももちろん大事ですけど、サラブレッドや騎手の方たちのストーリーを追いかけて、感動して、思い出として残すのも競馬の醍醐味かなって。競馬は知れば知るほど奥が深くて面白いんですよ。
─最後に夏競馬に向けて抱負をお願いします。
美咲 春のGⅠはプラス収支にできたので、気持ちいい状態で夏競馬に入れています。まずは楽しむことをモットーに。それと2歳馬の新馬戦がスタートしているので、第二のデアリングタクトじゃないですけど、今後ずっと追いかけられるお気に入りの馬を見つけたいなと思っています!
好きこそ馬の上手なれ。夏競馬では「馬好王国」〝神部予想〟に乗ってみては？
