選挙特番も圧勝!有働由美子「視聴率女王」バク進で長期政権へ

 7月10日に投開票された参院選では、自民党が圧勝。開票速報を伝えた民放の選挙特番では、フリーアナウンサーの有働由美子と嵐の櫻井翔がキャスターを務めた「zero選挙2022」(日本テレビ系)が視聴率トップに輝いた。

 ビデオリサーチの発表によると、「zero選挙2022」第1部(午後7時58分〜9時)の平均世帯視聴率は民放横並びトップの9.4%を記録。同時間帯の2位はジャーナリストの池上彰が出演した「池上彰の参院選ライブ」(テレビ東京系)第1部の7.1%。3位はフリーアナの大越健介が出演した「選挙ステーション2022」(テレビ朝日系)の7.0%、4位は爆笑問題の太田光がスペシャルキャスターを務めた「選挙の日 2022 私たちの明日」(TBS系)第1部の6.4%、フリーアナの宮根誠司とフジテレビの宮司愛海アナがメインキャスターを務めた「Live選挙サンデー2022」(同局系)は5.7%だった。

 有働アナと櫻井のコンビによる「zero」の選挙特番は2019年の参院選、21年の衆院選でも視聴率は民放トップ。選挙特番で3連覇を果たした。有働アナはメインキャスターを務める「news zero」も好調。19年には就任後の最高視聴率11.8%を記録、20年には12.6%と記録を更新している。

「有働アナは18年10月、『news zero』のメインキャスターに就任した当初は2桁視聴率で好発進しましたが、あっという間に1桁台に低迷。一時は有働アナに代わって同局のエース・水卜麻美アナを起用するという噂がネットニュースに流れたこともあります。しかし、気がつけば『news zero』の視聴率は回復。最近でも6月27日には9.2%と、2桁に迫る数字を記録しました。同じく午後11時台スタートの『news23』(TBS系)、『Live News α』(フジテレビ系)が苦戦する中、『news zero』は〝ひとり勝ち〟状態といえます。かつて苦しんだ有働アナも、今は笑いが止まらないでしょう」(テレビ誌ライター)

 深夜スタートのニュース番組では、『news zero』は今回の自民党ばりの強さだ。

(石田英明)

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