イーロン・マスクに双子誕生「最高の少子化対策」絶賛の裏で危うい「親子関係」

 米電気自動車大手「テスラ」のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はTwitterの買収を撤回すると発表し世界をア然とさせているが、同じタイミングで同氏に双子の子供が誕生していたことも明らかとなり、こちらでも驚きの声が上がっている。

「米メディア『ビジネス・インサイダー』は、マスク氏が自身の経営する『ニューラリンク』の幹部であるシボン・ジリスとの間に昨年11月、双子を授かっていたと報じています。7月7日、同氏は自身のTwitterに『人口減少の危機への対策に最善を尽くしている。出生率低下は文明が直面している最大の危機だ』と投稿し、双子が生まれたことを暗に認めているのです」(ネットライター)
 
 なお、マスク氏は同じ日に「皆が大家族になるように願っている」とも投稿しているが、実は彼自身、今回の双子を合わせると10人の子供をもうけている。2002年に最初の妻であるジャスティンとの間に最初の子が誕生するが、生まれて10週で亡くしてしまう。しかしその後、ジャスティンとの間に双子と3つ子を授かっている。さらに離婚後、カナダ人ミュージシャンのグライムスと交際し、20年に男の子を、21年には女の子をもうけている。そして、今回ジリスとの間に双子が誕生したことで、現在は9人の子供の父親ということになるのだ。

「マスク氏はもともと少子化について強い興味を示しており、日本の人口減少についての報道に触れ『日本はいずれ消滅する』とツイートしたことでも話題になりました。そんな彼だけに新たに双子が誕生したニュースにネット上では《これだけの富豪がしっかりとたくさんの子供を残しているのは素晴らしい。最高の少子化対策だ》などと称賛する声も上がっています。ただ、今年6月にはジャスティンとの間に誕生した双子のうちの一人であるザビエル・アレクサンダー・マスクが、『(父のイーロンとは)どのような形であってもつながりを持ちたくない』と氏名の変更手続きをおこなっていることが発覚しています。少子化対策に子供をたくさん作ることは素晴らしいと言えますが、授かった後のケアは必ずしも上手くはいっていないようです」(フリージャーナリスト)

 マスク氏は父の日に「すべての子どもたちを愛している」とツイートしているが、それは直接に会って伝えるべきなのかもしない。

(小林洋三)

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