ガンマニアの自衛官が登場! 銃撃事件余波でドラマ「テッパチ」打ち切り危惧

 7月8日、自民党の安倍晋三元首相が銃撃されたことに伴い、報道特番が急遽編成され、同日放送予定だったテレビドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」(TBS系)が、15日に延期された。同ドラマは、有村架純と中村倫也がダブル主演を務めるリーガルドラマである。

「『石子と羽男』は、有村演じる司法試験に4度落ちた東大卒パラリーガル・石子と、中村演じる1度で司法試験に合格した弁護士・羽男のコンビが珍トラブルに挑む物語です。今回の延期に伴い、8日に予定されていたドラマ出演者によるインスタグラムでの生配信も中止に。この決定後、公式ツイッターには『こんな状況だと仕方ないですね』『来週までワクワクしながら楽しみに待っています』と、視聴者から応援の声が寄せられています」(テレビ誌記者)

 そんな「石子と羽男」の初回にドラマファンの期待が集まる一方、今後の放送を心配されているのが、7月6日にスタートしたばかりの町田啓太主演ドラマ「テッパチ!」(フジテレビ系)である。安倍元首相の事件後、ネットでは同ドラマの内容について様々な指摘があがっているという。

「今回、安倍元首相を銃撃した犯人は、元海上自衛隊員だと報道されています。そんな中で、現在放送中のドラマ『テッパチ!』は、陸上自衛隊の候補生を描いた内容なのですが、その登場人物の中に『本物の銃が撃ちたかった』という理由で入隊したガンマニアの候補生がいるのです。そのため事件後、ドラマファンの間では『ガンマニアのキャラはヤバい』『最悪の場合、打ち切りになるのでは?』『脚本の変更ぐらいはありそう』と、今後の放送継続を危惧する声が続出。とはいえ事件の犯人が海自に在籍していたのは17年も前のことなので、一部では『普通に放送してほしい』『ドラマの舞台は陸自だから関係ない』といった声もあがっています」(前出・テレビ誌記者)

 多くの国民に衝撃を与えた銃撃事件なだけに、映像作品への影響を危惧する視聴者も多いようだ。

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