辻元清美氏「生卵被害」の“自作自演疑惑”に愕然!それでも残るある疑問

 7月10日に投開票が行われる参院選の比例代表に立候補している立憲民主党の辻元清美氏。7月6日更新のツイッターで、東京事務所に生卵を投げつけられたことを報告したが、ネット上で思わぬ〝自作自演〟疑惑が浮上し、怒りをにじませた。

 辻元氏は「今朝、東京事務所のベランダに生卵が投げつけられ、警察に通報しました。こんなことして何になるのでしょうか。連日の嫌がらせや暴力、とても悲しいです」と報告し、ベランダの床で割れている生卵の写真を投稿。ベランダの柵の下部に隙間があり、そこを通り抜けて生卵がベランダに入ったと思われる。

 許されない行為だが、ネット上では〝自作自演〟の疑いが出た。その理由として挙げられたのは、ツイッターの写真を見る限り、東京事務所はマンションの2階以上。ネット上では3階という説もある。地上から卵を投げたとしたら、ベランダの柵の上からか、下部からのわずかな隙間を通さなければならない。高度なコントロールが求められるため、素人では難しい。しかも卵が落ちた場所は隙間からほど近い場所。つまり、隙間を通過後、卵は急角度で下に落ちたことになる。また、卵を投げつけたにしては殻が粉々になっていなかった‥‥などなどだ。

 こうした状況を踏まえ、ネット上では《あれだけ狭い空間を通ってベランダの床に落ちるのは不自然。窓に当たるのが普通》《卵の殻が粉々になっていないのはなぜ?》《プロのバスケ選手でも無理》《犯人はプロ野球のスカウトが放っておかない逸材》などと、辻元氏の自作自演を疑う声が続出し、ツイッターのトレンドワードに「自作自演」が入ったのだ。

 これを受けて辻元氏は「街宣の間に〝自作自演〟のトレンドを見て呆然」と驚き、「選挙終盤になってSNSや活動現場での攻撃が増えてます。これは、単なる生卵じゃないのだと改めて実感します」ツイート。また、生卵が発見されたとき、被害事務所でたまたま取材中だったジャーナリストの報告をリツイートした。

「たしかに写真では不自然な点がなくもないですが、これで同情票を得られるわけでもなく、まさか自作自演などするはずはないでしょう。また、何者かに投げつけられたとしても、それが辻元氏の事務所だと知ったうえでの犯行であるかという疑問も残ります。自分への嫌がらせだと断定するのは早計かもしれません」(週刊誌記者)

 参院選まであと2日、最後の戦いに臨んでいる。

(石田英明)

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