お笑いコンビ・フットボールアワーの後藤輝基(48)が22日配信の「デマ投稿を許さない」(ABEMA)に出演。現在はYouTuberとして活躍する先輩芸人・宮迫博之への想いを明かした。
日本テレビの人気番組「行列のできる相談所」では、初代MCの島田紳助氏が引退後、東野幸治、宮迫、後藤の3人が交代でMCを引き受けていたが、2019年の「闇営業」問題で宮迫が番組を降板。宮迫が抜けた後、東野と共に番組を盛り上げている後藤が、騒動当時の心境を語った。
後藤は「兄さんは(闇営業に関して)ほんまのことを言って、まぁ後にそれが覆されることにはなったんですけど。でもとりあえず『出られへんかもしらんわ』(って言われて)、『え、マジすか、それは我々も困ります』みたいな話をしたのは覚えてますね」と当時のやり取りを振り返った。その際、謹慎期間が明ければ宮迫が番組に復帰すると後藤は考えていたようで「今はいないけど、完全にもうテレビからいなくなっちゃうとは思ってもなかった」と、騒動の影響力の凄まじさを痛感するように語った。
現在、YouTubeに舞台を変えて活躍する宮迫に対し後藤は「俺は、スゴいな!って思うんですよ。あの人って常に、良くも悪くも話題になるんですよ。僕の中で宮迫さんって、スター性のある人やなっていうのは、ずっとコンプレックスとして持っているというか。僕はやっぱり常人というか、普通のヤツやな、みたいな。で、ああいう事になって、テレビに出れないけど、こうやって今も話題になってるのがスゴいとこやなって思いますね」とリスペクトの念を語ったが、宮迫が経営する焼肉店「牛宮城」に関して、MCの坂上忍から来店したかを聞かれると、「行ったことないですね。(予約が)取れないらしいですよ、人気すぎて」と言い訳モードに。これに坂上が「取れたら行くの?」と追及すると、「ま〜どうしよ」と明言を避け、坂上からは「独特の距離感」とツッコまれていた。
後藤はこれに対して「正直、テレビで会いたかったです。すごいお世話になって、テレビに引っ張ってくれた方の中の1人やし、きっと戻ってくるやろと勝手に思ってましたし、僕はテレビで会いたいです」と断言。明言は避けたが、今後宮迫からYouTube出演のオファーが来ても「テレビで会いたい」ことにこだわりがあるゆえ、出演は断るような素振りを見せた。
騒動から数年が経つ今でも、後輩に慕われている宮迫。2人のテレビ共演は叶うのだろうか。
(浜野ふみ)