アルミホイルが3200円!テレ朝NY支局長の困窮に玉川徹氏が高笑い

「ぜんぜん笑えないんだけど…」「後輩のピンチによく笑えるな」「誰か注意しないのか」といった批判の声がSNSに寄せられたのは6月16日放送の「羽鳥慎一 モーニングショー」(テレビ朝日)。番組では、アメリカの深刻なインフレを伝える中で、ニューヨークから生中継。元アナウンサーで、現在はニューヨーク支局長を務める中丸徹氏が現地の様子を伝えた。

 中丸支局長はスターバックスとマクドナルドの店舗前からレポート。ビッグマックとポテトを手に、「アメリカでは州によって値段が違うんですけども、現在ここでは10.29ドル。1400円という値段です」と紹介し、「1年で6%以上値上がりしました」と付け加えた。中丸支局長はその後、チップ込みで21ドル(約2800円)の味噌ラーメンを紹介。食品以外でも値上げは顕著のようで、スタジオで驚きの声が上がったのがアルミホイルだ。中丸支局長は現物を手にこう話した。

「実はアルミホイルが高いんだよ、という主婦の声をキャッチしまして、スーパーマーケット行ってみたんですね。こちらなんとですね。24ドルしました。3200円です。びっくりしました。これ60メートルという非常に長いタイプなんですけれども、普通、日本だと8メートルから25メートルといったあたりですけれど、この60メートルタイプでも日本では600円というお話でしたので、3200円…。ズシっと重くくるな、と。何を買っても高いという状況になっています」

 これを受けて番組MCの羽鳥慎一は「前、中丸さんに出ていただいた時、5月13日か。128円台だったみたいなんですけど、大丈夫ですか?」と尋ねると、コメンテーターの玉川徹氏は口を開けて大笑い。中丸支局長は苦笑いを浮かべて「ドルで暮らしててあまり感じてなかったんですけども、こうしてお伝えするために(1ドル)135をかけるとですね、ちょっとずつ心が痛んできますかね」と話した。

 続けて、玉川氏が「同じ社内でこういうこと聞くのアレなんですけど、給料って、『円』でもらってるの?『ドル』でもらってるの?」と直球質問。中丸支局長が「円のものを換算でドルでいただいています」と即答。玉川氏は「あ、じゃあ、会社からは円で出てるわけね」「じゃあキツいわ」と返した。

 ニューヨークで暮らす中丸支局長にとっては、物価高と円安のダブルパンチを受けている状況。玉川氏が「(会社に)ドルにしてくれって言ったほうがいいんじゃないの?」と提案。中丸支局長が「よろしくお願いします」と頭を下げると、玉川氏は「知らない、知らないけど」と高笑い。自分の権限では何もできないというリアクションを見せた。

 中継の最後に “会社の先輩”としてコメントを求められた玉川氏は「ドルで(給料を)もらえるように…(会社に)言ってみてください」「言ってあげます、じゃない」とジョークを飛ばして、笑みを浮かべていた。ニューヨークと中継でつないでいる間は終始ご機嫌だった玉川氏に、違和感を抱いた視聴者は少なくなかったかもしれない。

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