5月29日に放送された人気ドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」（フジテレビ系）に、飛び込みで飲食店へ出向いて歌を歌い、お客様からもらったチップで生活しながら日本武道館での単独ライブを目指しているという歌手のかとうあいが出演。世間からさまざまな声が上がっている。
番組では、かとうが飲食店で歌うも客の反応がいまいちだった様子の他、業者が会場をおさえておらず、ライブが出来なくなってしまうトラブルが起こり、呆然とする姿が放送された。
その後かとうは母親に会いに実家に帰るも、自身の考えが甘いこと、オリジナル曲がないこと、7年続けているチップ生活も羨ましいとは思われないと叱られ、傷心のまま自宅に戻ったのだった。
これを見た視聴者からは、「本当にすごい！ぜひ夢を叶えてほしい」「真っ直ぐ頑張ってる姿、ワシは応援する」という声もある中で、「歌をやるなら楽譜はよめないと話にならない」「まずは代表曲だよね。このままだと、ただのカラオケ発表会になっちゃう」「あの歳で世間なめすぎてて笑った」と、批判的な意見も多く飛び交っている。
「賛否両論あるものの、飲食店に飛び込んで歌を披露し、チップだけで生活するそのメンタルの強さと、持ち前の明るさで社長らからかわいがられ、スポンサーを見つけるワザはお見事だと思います。しかし、自身の曲が少ないとなると単独ライブは難しいのではないでしょうか。武道館にわざわざカラオケを聴きにくる客はいないでしょうから、今のうちにオリジナル曲を作ったり、楽器の演奏や楽譜の勉強をしておくべきですね」（音楽ライター）
果たして、かとうあいは武道館ライブの夢を叶えることができるのだろうか。
（佐藤ちひろ）
