関水渚、「元彼の遺言状」の演技が不評でもキラリと光る意外な才能

 女優の綾瀬はるかが主演を務める月9ドラマ「元彼の遺言状」(フジテレビ系)。出演シーンは少ないものの、その美貌で多くの男性ファンをトリコにしているのが女優の関水渚だ。

 本作は、新川帆立さんの同名小説が原作。綾瀬演じる主人公の敏腕弁護士・剣持麗子が、俳優の大泉洋が扮するバディーの篠田敬太郎と数々の謎を解いていくリーガルミステリーだ。関水は、剣持の元彼の従兄弟・森川紗英役。何かと剣持に食ってかかる、自分の感情に正直な女性を演じている。

 5月9日放送の第5話では、冷戦状態の剣持と篠田に囲まれ森川はイライラ。森川は〝篠田を借りる〟と言って一緒に出かけて行き、その後、剣持と意外な場所で再会し事件が起こるという展開だ。

 毎回、ミステリーファンから評価が高い作品に仕上がっているが、ネット上では関水について気になる声も。「演技が見ていられない」「大げさすぎる」「滑舌が悪い」と、ダメ出しが目立つ。評価が厳しいのは注目されている証だが、関水には意外な才能があった。

「関水が高校時代、野球部のマネージャーを務めていたことは一部のファンの間で知られています。特技も趣味も野球のスコアブックづけといいますから、高校野球に相当入れ込んでいたと思われます。試合も真剣に観戦していたのでしょう。2021年8月配信のベースボール専門メディア『フルカウント』によると、関水は〝強豪校〟と言われるチームの共通点を見つけたそうです。関水が言うには、強い高校であるほどメンタル面が強く、ダメになりかけても気持ちの切り替えがうまいと語っていました。〝気持ちの切り替え〟が大事とよく言われますが、それが強豪校の特徴であることを見抜いたのはなかなかの才能です」(スポーツ紙記者)

 酷評された演技も気持ちを切り替えて、大女優へと成長してほしいものだ。

(石田英明)

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