「映画大コケ&ドラマ苦戦」綾瀬はるかは「キムタクと共演」で長澤まさみを超えられるか

 1月27日に公開される東映70周年記念映画「レジェンド&バタフライ」。織田信長と正室・濃姫(帰蝶)の知られざる物語を描いた作品だ。主演の木村拓哉が織田信長を、綾瀬はるかが濃姫を演じる。

 実はこの映画、綾瀬にとって「絶対に失敗できない作品」と言われている。綾瀬は、2022年4月期に放送された月9主演ドラマ「元彼の遺言状」(フジテレビ系)が大苦戦。同年6月公開の映画「はい、泳げません」も大コケしてしまった。21年はドラマ「天国と地獄〜サイコな2人〜」(TBS系)が大ヒットしただけに、22年の急ブレーキは業界関係者にも大きな衝撃を与えた。

 自身の名誉回復のためだけではない。ライバルと目される女優・長澤まさみに勝つためにもこの映画を成功させなければならないという。

 長澤は、キムタクと組んだ映画で大ヒットを飛ばしている。19年公開の「マスカレード・ホテル」は興行収入46億円以上を記録。21年公開の「マスカレード・ナイト」はやや勢いが落ちたものの、興行収入は37億円を突破した。

「映画『マスカレード・ホテル』シリーズは小説家・東野圭吾氏の傑作ミステリーが原作で、木村と長澤の名コンビも話題となって大ヒットしました。一方、『レジェンド&バタフライ』は東映70周年の記念作品であり、制作費も20億円と日本映画としては破格。監督は『るろうに剣心』シリーズの大友啓史氏、脚本は23年の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)の古沢良太氏という豪華スタッフ陣。その上、主演はキムタク。今のところ、失敗する要素は見当たりません」(映画誌ライター)

「綾瀬復活」の足掛かりとなるか。映画の公開が楽しみだ。

(石田英明)

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