俳優の堺雅人が3月25日、情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)に出演。賃貸物件の家賃を当てるクイズでMCのお笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次を呆れさせた。
番組では「借りて住みたい街」1位に輝いた神奈川県の本厚木を特集。子育て環境の良さやグルメを紹介した後、賃貸物件のコーナーへ。VTRで登場したのは、小田急線・本厚木駅徒歩4分、築1年の14階建てマンション。最上階3LDKの部屋で広さは96.4平方メートル。
この賃貸物件の家賃を当てるクイズが、スタジオの堺雅人に出された。ヒントは1LDK物件の平均家賃が東京・池袋は13万5040円に対し、本厚木は7万663円と、約半額であること。
堺はすぐさまフリップに答えを書き、「本気で当てに行きますよ」と自信満々。加藤から「パッとひらめいた理由はありますか?」と聞かれると、「1LDKの(家賃)3倍の半額と考えて」と説明し、フリップに書かれた10.5万円という回答を見せた。加藤は「え〜10万5000円?」と驚きの声を上げたが、堺は余裕の表情。本厚木の相場は1LDKが約7万円で、3LDKだと3倍の21万円。その半額が相場だと思い、10万5000円という答えを出したようだ。
スタジオは静まり返り、加藤は「安すぎですよ〜」と苦笑いし、「18万はいくと思うな、俺」と予想。VTRで明かされた正解は18万円(共益費5000円)。加藤が見事正解し、堺に「安すぎですよ。18万でも安い」と追い討ち。東京・世田谷区であれば30〜40万円はするという物件で、加藤の言うように18万円は安い。番組としても安さをアピールしたかったが、堺が超格安の回答を出してしまったため、加藤も「〝安い〟と言いづらくなった」と呆れていた。
「堺は計算ミスをしたと思われます。番組中のヒントでは、本厚木の物件は東京の相場の約半分。堺もそれは理解していました。ただ、堺は3LDKだからと、本厚木の1LDKの家賃7万円を3倍にし、それを半額にしています。でも、その計算で考えるのであれば、東京・池袋の1LDKの家賃約13万5000円を3倍にし、その半額を答えるべきでしょう。そうすると、135000円×3÷2=20万2500円となり、正解に近づけました」(テレビ誌ライター)
早稲田出身で高学歴の堺、痛恨の計算ミスか。
(石田英明)