宮迫博之、闇営業で熱唱した「全てが僕の力になる!」が失笑を買ったワケ

 もはやネタソングとしか思えない!?

 雨上がり決死隊の宮迫博之らが、14年12月に行われた振り込め詐欺グループの忘年会に出席してネタなどを披露する闇営業を行っていたことを7日発売の写真週刊誌「フライデー」が報じている。

 闇営業とは所属事務所を通さずに営業をすることを指し、宮迫をはじめ、レイザーラモンHG、ロンドンブーツ1号2号田村亮ら吉本興業に所属する芸人たちで、カラテカ入江慎也の仲介で忘年会に参加したとのこと。

 ただ、宮迫は同誌の取材に対し、その忘年会が詐欺グループの会合であったことは全く知らなかったと回答しており、事務所側も宮迫は入江に巻き込まれた側として判断し、厳重注意で済んでいる。

 宮迫は、同忘年会で山口智充とのデュオ「くず」の代表曲「全てが僕の力になる!」を熱唱しており、その模様を収めた動画が公開されている。

 力強い歌声で変わらない歌唱力の高さを見せつけた宮迫だが、ネット上からは「ほんまもんのくずやん」「また『オフホワイト』とか言って逃げそう」「曲のメッセージ性が皆無になってしまったな」「知らなかったとはいえ、詐欺グループの前で『全てが僕の力になる!』はウケるな」「せっかく好きな曲だったのに…」など、宮迫がその場で披露した楽曲のチョイスに失笑の声が上がっている。

「15年前のリリースながら、その明るい曲調とポジティブな歌詞で、いま聴いても元気が出てくるため、非常に人気がある楽曲です。それを高齢者を狙い、40億円も騙し取っていた詐欺グループの前で熱唱して、振り込め詐欺犯たちを鼓舞する形となってしまったのは非常に残念。サビには『君の声が力になる』『君の声が聞きたいから』といった歌詞がありますが、振り込め詐欺にあった被害者側からすれば、振り込め詐欺犯の声など二度と聞きたくないでしょうから笑えませんよ」(エンタメ誌ライター)

 陣内智則が藤原紀香との結婚式で披露したことで、ネタソングとなってしまったコブクロの「永遠にともに」と同じように、せっかくの名曲の評価が落ちぶれてしまうのが残念でならない。

(田中康)

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