輝かない!芸能界「醜聞大賞」2021【上】“やった”よりも恥ずかしい“未遂”

 2021年、不貞など裏切り愛を報じられた有名人は数知れず。いっときの快楽を求めるばかり、仕事に大きな打撃を受けたケースも珍しくない。全3回にわたり、振り返っていく。

 今年報じられた”不貞疑惑“報道の中でも、いまだ真偽不明で意外だったのは女優・篠原涼子のケースだろう。スッパ抜いたのは8月の「週刊文春」。その相手も予想外で、韓流男性アイドルグループ・SUPERNOVA(元・超新星)のグァンスとされた。7月に俳優の市村正親との離婚を発表したばかりだったため、社会に大きな衝撃を与えたものだ。記事によると、2人は都内の同じ高級マンションに住み、お揃いのアンクレットを着けていたという。2ショットはなかったものの、文春は次号で追撃記事を打ち、篠原のグァンスに対する束縛が強いことが紹介された。

 楽器を弾かないエアーバンド・ゴールデンボンバーの鬼龍院翔は9月4日にブログで結婚を発表。すると、そのわずか4日後、9月8日の「文春オンライン」に過去の2股交際を報じられた。なんでも、鬼龍院は10年以上前に当時学生だったA子さんと知り合い、親密な関係へと発展。その後、現在の妻と交際するようになっても、A子さんとの仲は清算できず、男女の関係を続けたとか。A子さんは鬼龍院の結婚は寝耳に水だったようで、ショックを受けたという。鬼龍院はすぐさま自らのブログで謝罪。「メンバーの喜矢武さん、淳さん、研二さんには謝罪致しました」と綴っていたが、まさか2カ月後、そのメンバーの1人にさらに悪質なゲス不貞が発覚しようとは…。

 映画コメンテーターの有村昆のケースはもっとさえなかった。5月、「フライデー」によってスレンダー美女とのホテル密会が発覚。有村はクイズ形式にして、自分の好きな行為スタイルを当てさせるなど、下ネタを連発。何もしないという理由でホテルに誘ったにもかかわらず、突然ズボンを脱いで下半身を見せるなど、映画でもありえない展開を自演して披露してみせたという。このお下劣な不貞未遂が原因となり、有村はしばらく芸能活動を自粛。7月にフリーアナウンサーの丸岡いずみと離婚した。

「篠原の報道は離婚間もない時期だったため、女性からの好感度は大きく下がりました。親権を市村が持ったことも疑惑を強めています。でも、それが逆に熟年の艶気をたちのぼらせ、不貞妻を演じる22年公開のNetflixオリジナルシリーズ『金魚妻』を楽しみに待つ男性ファンも少なくない。鬼龍院の2股交際疑惑は、ゴールデンボンバーファンを大いに失望させました。鬼龍院は女性ファンを大事にすることで有名でしたからね。ただ、この騒動がのちに炸裂する歌広場淳の不貞騒動の“前触れ”だと、このとき誰が想像したでしょう。有村の“ホテル密会”は未遂に終わったというものの、恥ずかしさではやってバラされてほうがマシと思えるほど。現在は活動復帰していますが、恋愛映画などの解説はもうキツいかもしれません」(芸能記者)

 22年、本格的に再起できることを祈りたい。

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