米ニューヨーク州の弁護士試験に残念ながら不合格となってしまった小室圭さん。今回の合格率は63%だったものの、外国籍受験者に限っていえば31%とかなり低く、今年度の日本の司法試験の合格率(41.5%)を下回る。
「受かって当たり前みたいな報道もありますが公表された合格率を見れば、それが誤りなのは一目瞭然です」(NY在住ライター)
ちなみに米国初の女性副大統領で、バイデン大統領を支えるカラマ・ハリス副大統領も弁護士試験に一度落ちている。カルフォルニア州と場所こそ違うが、政界進出前は同州の地方検事として活躍。全米地方検事協会の副会長を務め、最終的にはカルフォルニア州司法長官にまで上り詰めている。その彼女はのちにニューヨーク・タイムズの取材に対し、「試験で実力は計れません」と語っている。
「これは決して言い訳や負け惜しみではなく、アメリカの弁護士試験は単純に知識を問うだけではなく、受かるためのコツが左右するテストになっています。そのため、合格できるだけの実力があっても不合格になるケースは珍しいことじゃないんです」(同)
また、タレントでTVプロデューサーのデープ・スペクターは、「2回も落ちたのはケネディ大統領」とツイッターに投稿している。
「実は、これは誤りで正しくは息子のJFKジュニアのほうです。99年に飛行機事故で亡くなりましたが、彼も89~93年にNY州の地方検事補を務め、将来の大統領候補と期待されていた人物です」(同)
他にも元ファーストレディで、オバマ政権時代に閣僚を務めたヒラリー・クリントン元国務長官は、アーカンソー州の弁護士試験には合格した一方、ワシントンDCの試験には落ちている。
「だから、今回不合格になっても小室さんの実力・知識不足を示すわけではありません。ですが、来年2月の試験は法律事務所で助手として働きながら目指すことになります。新生活で試験勉強に専念できない点も不安材料ではあります」(同)
次の弁護士試験は厳しい状況の中で迎えることになりそうだが、ここは愛妻のためにもぜひ頑張ってほしいものだ。