小栗旬はホロ苦デビュー!?すぐに海外進出できそうな英語堪能な俳優とは?

 近年、外国の映画やドラマに出演する日本人俳優が増えており、今年に入ってからも新田真剣佑がハリウッド進出後すぐに映画主演という大役を手に入れている。野球選手やサッカー選手の中には海外志向の強い者も多いが、それは役者の世界も同じ。ただし、セリフのある芝居にはアスリート以上に語学力が必要になってくる。

 現在放映中のドラマ『日本沈没』(TBS系)に主演する小栗旬もハリウッド進出を目指して一時期ロサンゼルスに拠点を移したひとり。だが、同ドラマで披露した海外の研究者との英語によるビデオ通話の場面に対し、《これじゃ海外は無理》《帰国して正解》などネット上でダメ出しを浴びてしまった。

「コミュニケーションを取る程度なら十分ですが、役者としては厳しいと思います。夏に公開されたハリウッド映画『ゴジラvsコング』の出演シーンが少なかったのも語学力がネックになったと言われていますね」(映画ライター)

 小栗のようにどれだけ演技が優れていても、海外作品に出るなら語学力は欠かせない。しかし、なかには今すぐにでも海外進出ができそうなほど英語が堪能な俳優・女優もいる。

 例えば、日本沈没で小栗と共演する杏は、もともと海外でモデルとして活動しており、英語とフランス語の3カ国語を操る。そして、鈴木亮平は東京外国語大学卒で英語を専攻していた語学エリートで、過去には会見でネイティブ並みの発音でスピーチを行っている。

 さらにドイツ人ビオラ奏者と結婚して現在は自宅があるオーストリアと日本の往復生活の中谷美紀、新田真剣佑の弟でロサンゼルス出身の眞栄田郷敦の英語力も本物。また、すでに海外進出を果たしているが、山下智久もネイティブ並みに上達したと評価されている。

「ただ話せればOKというわけではないため、海外勤務の駐在員よりも求められる語学力はずっと高いです。それでも海外作品に出演する日本人は年々増えており、そのハードルは徐々に下がってきています」

 今や役者にとっては英語は、演技力と同じくらい重要なスキルになりつつあるようだ。

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