小栗旬「所属事務所社長」で問われる資質…気になる「呼び捨てグセ」は直るか

 所属事務所である「トライストーン・エンタテイメント」の社長に就任すると報じられた俳優の小栗旬。取締役会での承認を経て、初夏にも就任する予定だという。同社は1993年に現代表取締役の山本又一朗氏が設立した芸能・音楽プロダクションであり、映画制作会社でもある。小栗は二代目の社長となる見通しだ。

 小栗といえば、2005年にドラマ「花より団子」(TBS系)でブレイク。21年に米映画「ゴジラvsコング」でハリウッドデビューし、昨年は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)に主演するなど、トップスターとしての地位を確立している。

 俳優としての実績は申し分ないのだが、では「社長」としての資質はどうか。「経営の神様」といわれた松下電器産業(現パナソニック)創業者である松下幸之助氏は「2代目はとにかく謙虚であれ」と主張したそうだが…。

「実は、小栗は映画監督や先輩を『呼び捨て』にすることで有名なんです。17年4月、都内で行われた映画『追憶』の完成披露舞台挨拶に、小栗と撮影を担当した撮影技師であり映画監督の木村大作氏らが出席したのですが、その木村氏から『旬ちゃんはお酒を飲むと《大作》と呼び捨てにします。僕はニコニコしているけど』と暴露されていました」(エンタメ誌ライター)

 15年放送のバラエティ番組に出演した際は、先輩俳優の吉田鋼太郎に対して「鋼太郎」と呼び捨て。吉田はすぐさま「呼び捨てにすんなよ」と反撃した。「鎌倉殿の13人」で共演した俳優の大泉洋も、情報番組で小栗が自身のことを「大泉」と呼び捨てにしていたことを明かしている。

「小栗が呼び捨てにするのは親近感のあらわれでしょう。実際、小栗と吉田、大泉の仲は悪くありません。また、『鎌倉殿の13人』で共演した女優の小池栄子は小栗について、『頼もしい。スタッフのお名前もみんな覚えている』と、情報番組で大絶賛していました」(芸能記者)

 社員はみな、当然のように呼び捨てにされるのかもしれない。ばかりか取引先の社長サンまで呼び捨てにする!? まあ、小栗から呼び捨てされるなら悪い気はしないか。

(石田英明)

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