東京五輪・卓球混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷隼。その直後に現役引退を表明したが、10月28日発売の「週刊新潮」が疑問を投げかけた。
現役引退を表明した水谷だったが、10月24日に地元・静岡県で行われた卓球のノジマTリーグの試合に出場。東京五輪が最後のつもりだったが、ファンへの恩返しのため、Tリーグの舞台に立ったという。この試合が現役最後の試合で、水谷は第1試合で張本智和とダブルスを組み、見事2-0で勝利。地元での凱旋試合で有終の美を飾った。
「週刊新潮」によると、水谷は東京五輪後、引退撤回を示唆したかと思えば、引退を強調する発言も。なので主要新聞各紙は慎重な姿勢を見せ、24日の現役最終戦についても「引退」という表現を使わなかったという。
引退するのか、しないのか。真意は本人しかわからないが、テレビでの商品価値は〝元選手〟よりも〝現役〟のほうが断然高いことから、〝現役続行〟の気持ちが芽生えてきたとしてもおかしくないと同誌では推察していた。
ところが、そのテレビのバラエティ番組で、水谷は赤っ恥をかいてしまった。ハンデつきとはいえ、卓球のガチ試合で女性タレントに負けてしまったのだ。
「10月27日に放送された『それって!?実際どうなの課』(日本テレビ系)で、水谷は女優の森川葵と対戦しました。森川は卓球初心者で、当初は空振りの連続。その後、驚異的なスピードで上達し、自身が打ったボールで卓球台の先に置かれたロウソクの火を消す〝神業〟も披露しました。そして、いよいよ水谷と対戦。森川が5回サーブを打ち、そのうち1回でもポイントすれば、森川の勝ちという変則ルールでした。そして最後の5本目、森川のサーブを水谷がドライブで返したのですが、なんとオーバー。森川が勝利したのです。水谷は『(女性タレントとの試合で)こんなガチな感じは初めてかもしれない』と言っていたので、本気だったのでしょう。ガチの試合で敗北とは情けない話です」(テレビ誌ライター)
どんなルールであれ、現役選手が芸能人に負けてはシャレにならない。現役続行するのであれば、もっと練習を?
(石田英明)