オリコンの「好きな女子アナランキング」で2連覇。粒ぞろいの民放女子アナの中でも、テレビ朝日・弘中綾香アナの人気は一頭地を抜いていて、もはや敵なし状態だ。あとはいつフリーになるかというタイミングに興味が移るが、出る杭は打たれるのが世の定め。21日発売の「フライデー」が”アンチ勢力”が急増する社内事情を伝えている。
記事によると、テレビ朝日局内に弘中アナを巡って不穏な空気が漂っているとのこと。「関係者に挨拶しない」「タレント気取りで偉そうな振る舞いをしている」「オンナを使って上層部に気に入られた」といった悪意ある噂が流されたこともあるという。9月のコロナ下に漏洩した男子グループとの「宅飲み」画像も、局内から流れ出たという話もあるのだとか。
ここで思い出されるのが昨年3月にテレビ東京を退社してフリーに転じた鷲見玲奈のパターンだ。鷲見アナは「ウイニング競馬」や「家、ついて行ってイイですか?」などで見せるナイスボディで人気に火が付き、一躍テレ東のトップアイドルアナに。ところが、19年12月に先輩アナとの不貞疑惑が報じられ、その3カ月後には同社を去ることに。何の説明もないままの唐突な退社劇に、さまざまな憶測が飛び交ったものだ。
「一時は不貞騒動で会社に行きにくくなった…などと言われましたが、20年3月の『週刊新潮』によると、鷲見アナの退社の理由は不貞騒動ではなく、同僚アナへの不信と怒りだったとか。テレ東のアナウンス部には鷲見に対する嫉妬が渦巻いており、不貞ネタもそのあたりから流れ出たものでしょう。それが証拠に鷲見アナは退社直後の6月、自身のツイッターに《いろいろあった後輩が、私の行っていたジムに『鷲見さんには内緒にしてください』と言って通っているらしい。すごいメンタル…》と投稿、さらに《鷲見さんがいなくなれば自分ができる番組が増えるって言ってたのも、プロデューサーにアピールしてたのも、知ってるんだからねっ》と、同僚アナに復讐するような書き込みをしていました(現在は削除)」(エンタメ誌ライター)
これも、人気の出た女子アナに仕事が集中するというテレビ局の起用による弊害とも言えるが、その伝でいえば、「激レアさんを連れてきた。」「あざとくて何が悪いの?」「ノブナカなんなん?」とGP帯の人気番組を複数抱える弘中アナの活躍を、快く思わない層がいても不思議ではない。
先の「フライデー」によれば、弘中アナの”広告価値“は2000万円以上、起用したい企業も多いとのこと。もはや、女子アナとして頂点を極めてがんじがらめ、この状況を脱するには、やはりフリーになるしか手はないのかもしれない。