蛭子能収、バス旅での2年半ぶり「クズ行為」にファン歓喜!

 太川陽介と蛭子能収の名コンビが「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」に帰ってきた。5月16日放送の「太川蛭子の旅バラ」(テレビ東京系)で2年4カ月ぶりに“バス旅”に挑戦。番組ファンの注目を集めた。特に蛭子の傍若無人な言動に期待する声が多く、「蛭子のクズっぷりがバス旅の魅力」との声もあるほどだ。

 その期待どおり、蛭子のクズ言動は番組序盤から飛び出した。バスの時間待ちの間に行くようにと魚市場を勧められると「俺、魚嫌い」と一蹴。マドンナのかたせ梨乃の意見を聞くことなく、反対の意思を示した。

 バスの降車ボタンを押す場面では、ボタンではなくその上を押すポンコツぶり。ナレーションで「729本も乗っていながら間違えるなんて」とツッコミを受けた。

「おなじみの宿交渉でもオモシロ発言をしています。ホテルに電話で部屋が空いているか尋ねたのですが、なぜか『タレントの蛭子能収』を連発。まるで“タレントが来ているんだから融通して”と言わんばかり。また、魚嫌いでご当地の名物料理を食べないことでも知られていますが、今回もそのポリシーは変わらず。名物の酒田ラーメンのお店に入ったのに食べたのは豚丼。盛岡で冷麺のお店に入っても豚丼。そこまで徹底していると敬服しますね(笑)」(テレビ誌ライター)

 太川を激怒させてしまうシーンもあった。今回から71歳の蛭子の体力を考慮して、タクシーの利用が認められている。2日で1万円までという条件付きだが、ルート選択に影響を及ぼす大きな変更だ。太川はこのルールを利用し、秋田の田沢湖から岩手の雫石までタクシーを利用。ところが、当初の予定よりお金がかかることがわかると、蛭子はお金を残したほうがいいと主張し「降りよう」と提案。太川は思わず「こんな所で降りてどうするの? 後は?」と声を荒らげた。

「今回最高のクズ行為は、サイン色紙を書いた場面でしょう。酒田庄交バスターミナルでサインを求められた蛭子さんは、相手の似顔絵を描くサービス精神を発揮しました。ところがこの絵がなぜか水着姿で、頼んだ人も困惑気味。さらにバスの車内でマドンナの中川翔子の絵を描いたんですが、この時はなぜかマッパ(笑)。ゴールデンタイムで女性のマッパの絵を映していいものかとハラハラしましたよ」(前出・テレビ誌ライター)

 2年半ぶりのバス旅でも蛭子能収のクズ言動は錆びついていなかった。古希を越え、今後はこれまで以上のワガママぶりを見せてくれることだろう。

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