12月25日で「太川蛭子の旅バラ」(テレビ東京系)が最終回を迎え、同時に「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」も終了した。同番組は蛭子能収のクズ言動が話題になるが、最終回もダメオヤジっぷりを遺憾なく発揮した。
それは番組冒頭でいきなり飛び出した。最終回ということで今回のマドンナは、さとう珠緒、加藤紀子、熊切あさ美の3人。蛭子がもう一度旅をしたいと望んだということで蛭子が紹介したのだが、自らが選んだにもかかわらず、マドンナの名前をメモを見ながら紹介する始末。もはや名前を覚えることすら億劫なようだ。
そして、無事ゴールできたらマドンナ3人と蛭子、太川で混浴しようという話になった時のこと。蛭子は今でも女性の体に興味があること、特に胸が好きであることを告白。3人の中で誰の胸が好きか聞かれると、さとう、加藤、熊切の胸をなめるように見比べた。
「いつもボーッとしている蛭子が、真剣なまなざしになった唯一の瞬間でした。72歳の蛭子がいやらしい目つきでマドンナを見比べる様子は、放送コードぎりぎり(笑)。もっとも、実際に混浴した時は伏し目がちで恥ずかしがっていましたが」(テレビ誌ライター)
下トークはその後も飛び出し、蛭子はほんの3カ月前に妻とキスしたことを打ち明けている。当然、マドンナ3人はドン引きだ。
「クズ言動はもちろんですが、一番驚いたのは、蛭子さんが精神的にかなり参っていることです。尾花沢待合所で最後のバスがあるかどうか確認した時のこと。バスがあればゴール、なければ失敗という状況でした。結果、バスがあり太川やマドンナは大喜び。ところが蛭子さんはポカンと1人、不思議顔をしていたんです。あの時、蛭子さんは状況をまったく理解できていなかったんだと思います。見ていて心配になりましたよ」(テレビ誌ライター)
ただ、12年にわたるバス旅で習得したこともあった。バスに乗る時にマドンナに先を譲る。レディーファーストを身につけたことを指摘されていた。
そんな蛭子能収のクズ言動も今回で最後。もう二度と観られないのは寂しい限りだ。