英誌「エコノミスト」が毎年恒例の「世界で最も住みやすい都市」ランキングの最新版を発表し、日本の大阪がニュージーランドのオークランド次いで2位にランクインしたことが明らかとなったが、この結果には大阪府民からもツッコミの声が相次いでいる。
「このランキングは、同誌の調査部門である『エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)』が世界140都市を対象に、『文化』『環境』『インフラ』『教育』『医療』など計30項目を分析して採点したもので、今年は新型コロナウイルス感染拡大が色濃く、厳しいロックダウンを実施したヨーロッパの都市は大きく順位を下げました」(社会部記者)
その一方で、大阪は「安定性」や「医療」でトップ評価を獲得し、「インフラ」では4位の東京を上回るなど多くの項目で高評価を得たという。しかし、これにネット上では《何か評価の基準がメチャクチャじゃないか? 少なくともインフラが東京より上ってことはないわ》《まぁ、他の都市に比べたら物価は安いし、飯もうまいかもしれんけど、世界2位ってことはないやろ》などのツッコミが殺到したのだ。
「大阪はコロナによる死者が国内最多であり、ホームセキュリティの『ALSOK』が発表している全国治安ワーストランキングでは、犯罪遭遇率のワーストの1位。他の世界の都市に比べればコロナ死者数も犯罪率も大したものではないのかもしれませんが、それにしても大阪が世界で2番目“住みやすい都市”と言われると違和感ありますね」(ITジャーナリスト)
ちなみに、同ランキングで東京も5位。ひょっとすると、EIUの中に日本びいきがいるのかも?