「電気グルーヴ」のピエール瀧の逮捕から2カ月半。現在、保釈中で判決を待つ身だが、所属事務所からは起訴された4月2日にマネジメント契約を解除され、当面の芸能活動は閉ざされることとなった。また、数々の出演作品がお蔵入りになったり、再編集を強いられたりしたことから、テレビ局や映画会社から請求される損害賠償は5億円を超えるとも報じられている。
「ステージ上での奔放な振る舞いとは裏腹に、私生活では東京・世田谷区に一軒家を構えるなど暮らしぶりは堅実。不貞騒ぎで離婚が取りざたされたこともあったものの、瀧が必死に妻のご機嫌を取って収まったのだとか。中目黒に店を出していますが、本人の浪費癖は聞きませんし、人並み以上の蓄えはあるでしょう。ですが、さすがに5億円の賠償金はキツいはず。今後は自宅を手放すなど金策に追われることになりそうです」(音楽ライター)
とはいえ、マネジメント契約が解除された今、芸能活動で稼ぐわけにもいかず、日々の生活すらままならない恐れもある瀧被告。そんな状況にファンの間から、“ピエール瀧を応援しよう”との声があがっているというのだ。
「瀧は電気グルーヴのメンバーとして100曲以上の作詞を手掛け、最大のヒット曲である『Shangri-La』にも『作詞:電気グルーヴ』名義で関わっています。つまり電気グルーヴの曲がカラオケで歌われれば、そのたびに瀧に作詞印税が入ってくる。これは瀧本人に対して発生する印税なので、所属事務所との契約が切れようが関係ありません。こういった理由からファンの間では電気グルーヴのカラオケを歌うことで、間接的に瀧を支援したいという機運が盛り上がっています」(前出・音楽ライター)
作詞印税に関しては「残酷な天使のテーゼ」の作詞を手掛けた及川眠子には、毎年3000万円ほどが振り込まれるとの話もある。はたして瀧被告はどれほどの金額を手にできるのだろうか。