行為前の「一杯」で絶頂が得られやすい? 衝撃レポートの中身とは

 多くの日本人が日常的に愛飲しているコーヒー。そこに含まれているカフェインには興奮作用があり、眠気覚まし用に一杯なんて人も多いだろう。ほかにもカフェインには、利尿作用や自律神経の働きの促進、集中力や運動能力の向上などさまざまな効果があることが確認されている。しかも、これ以外にもとんでもない効果を秘めているというのだ。

 それは性的絶頂を得られやすいというもの。この驚くべき情報を配信した英国紙『THE SUN』やオーストラリアの大手ニュースサイト『news.com.au』によると、「カフェインには血流促進の作用があり、絶頂を迎えやすくなる」とのこと。さらに記事ではオーストラリアの婦人科医ジョセフ・スグロイ医師の「カフェインが脳に作用し、オーガズム改善の効果が望める可能性がある」というコメントも紹介している。

 ちなみにこの効果を裏付けるデータがないか調べたところ、15年の米国の研究チームが発表した『米国の男性における勃起不全に対するカフェイン摂取の役割』という論文に興味深い内容が紹介されている。それは「カフェインを1日85~303㎎摂取する人は、ほとんど摂取しない人よりもEDの有病率が60%少ない」という統計結果。絶頂促進を立証するデータではなかったが、ED改善に大きな効能がカフェインにはあるというのだ。

 これは2~3杯のコーヒーで得られるカフェイン量。ただし、これ以上摂取すると効果が確認できなかったとも述べている。これについて都内の泌尿器クリニックの医師は、「カフェインには男性機能に有効なミネラル分の吸収を抑える作用もあり、飲み過ぎは逆効果につながる恐れがある」と指摘。

 ちなみにカフェインは緑茶や紅茶、エナジードリンクのほか、チョコレートなどさまざまな飲み物、食品から摂取可能。糖尿病などの生活習慣病、がんなどの発症リスクを抑える効果があるとも言われている。

 普段あまりコーヒーを飲まない人は1日2~3杯のコーヒーブレイクを、逆に何杯も飲み過ぎてしまう人は量を少し減らしてみては。健康だけでなく充実した性ライフが送れる可能性があるなら試す価値はあるはずだ。

(T-Factory)

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