原発処理水は「飲んでもなんてことない」麻生財務相の発言に大量ツッコミ!

 呆れた国民も多かったのでは。

 被災地はもちろん、海外からも海洋汚染を懸念する声が止まない中、2年後をめどに福島の海に放出する方針が決定した、福島第1原発の汚染処理水。「浄化した処理水を十分に薄めて放出するので問題はない」「風評被害の対策を徹底する」とも説明されるが、あの大臣のトンデモ発言で、信用は一気にひっくり返された。

「麻生太郎財務大臣が会見で『科的根拠に基づいてなんで早めにやらないのか』としたうえで、『いずれにしても(海洋放出)やられることになったんで、別にあの水飲んでもなんてことないそうですから』と、なんと原発汚染処理水を『飲んでもなんてことない』と言い切ったのです。この発言が報道されるとネット上は多くのツッコミで溢れました」(週刊誌ライター)

 いわく、《ならば国会の水は全部原発処理水でお願いします》《じゃあ自民党で飲め!》《マジで被災者のこと考えてない発言》《東京の水道水にしましょうよ!》《飲めるんだったらわざわざ海洋放出で議論する必要はないはず》などなど。皮肉コメントのオンパレードだ。

「これには経産省の担当者も『科学的には健康影響はないと考えられているが、実際に飲んだ人はおらず、飲むことの可否については原子力規制庁が検討中』と困惑しているとのこと。それでもまったく安全と言い張るなら、以前の、被災地野菜を食べるパフォーマンスのときのように、総理大臣をはじめ大臣がずらりと並んで、福島原発の汚染処理水を一気飲み、あるいはそれでハイボールでも作って乾杯するぐらいのパフォーマンスが必要かもしれませんね」(前出・週刊誌ライター)

 それにしても麻生大臣、国民の怒りを放出させることに関しては稀代の天才なのかも?

(山田ここ)

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