手術前の剃毛処理で男のシンボルが反応したら?看護師にホンネを聞くと…

 盲腸の手術をした人は経験があると思うが、手術前にしなければならないのが下の毛の処理。看護師さんに剃ってもらった際、大事な部分が思わず反応してしまうのではないかと気になる人もいるはずだ。

 某政令指定都市の総合病院に勤める看護主任のKさん(32歳)は、オトコの“隆起現象”について、「やっぱり若い患者さんほど多いですが、40〜50代の方でもときどきいますよ」と話す。ただし、必ず看護師が行うわけではなく、希望すれば患者が自分で剃ることもできるという。

「若い方は抵抗があるみたいで自分で剃るという方がほとんどです。ただ、その場合でも剃り残しがないか確認しなければならず、いずれにしても見ることになってしまうんですが……」(Kさん)

 ただし、看護師が剃る場合も大事な部分に直接触れることはほとんどないそうだ。大学病院に勤務する看護師Yさん(28歳)は、「手術直前に導尿管を挿入するときは看護師の手が必ず触れるため、剃毛時よりも反応する人の割合が多い」と明かす。

「恥ずかしそうにしていたり、『すみません……』と謝られたりする方も多いです。こちらもそこは理解しているので驚くような態度は見せませんし、患者さんがリラックスできるように場を和ませたりしています」(Yさん)

 どうやら、オトコならではの反応を見せても、幻滅したり怒りを覚えることはないようだ。

 なお、元気になってしまうのは比較的症状の軽い患者が多いとのこと。盲腸以外ではカテーテルと呼ばれる細い管を血管に通して行う術式の手術の場合、ほぼ必ずと言っていいほど下腹部や鼠径部の毛を剃るという。

「カテーテルは基本的には手首から挿入するのですが手術の状況によっては足の付け根から入れるケースもあるため、事前に剃っておく必要があるのです」(前出・Kさん)

 ちなみに芸能人では歌手で俳優の吉川晃司(55)が今年2月にカテーテルによる狭心症の手術を行ったことを告白。挿入したのは手首からだったようだが、不測の事態を想定して、下腹部や鼠径部の毛を剃っていた可能性は高いという。

 最近は30〜50代でも心不全などを起こすケースは珍しくなく、カテーテル手術の件数も増えている。その場合、手術前には看護師にすべて見られてしまうことを覚悟しておこう。

※写真はイメージ

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