日本実業界の父と知られ、今年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公となった渋沢栄一。その艶福家ぶりが各メディアで話題となっているが、その尽きることのない性の欲望はヨーロッパでも暴走してたという。歴史作家が明かす。
「幕臣として滞在していたフランスでは現地の美女に声をかけてヤりまくり。『現地で100人斬りを成し遂げた』との説もある。彼はパリに着くや、武士の象徴であるチョンマゲを躊躇なく切ったことで知られていますが、その理由を『単にモテたかったからではないか』と見る向きも少なくありません。明治44年に刊行された『名士奇聞録』によれば、パリで出会った美人街娼に惚れ込んだ渋沢は『私の後を追って日本に来てくれ』と迫ったもののアッサリ断られてしまったとのこと。話の真偽は不明ですが、当時からオンナ好きで知られていたことが垣間見られます」
当時のゴシップ記事だったようだ。信憑性は30%。
渋沢翁といえば、日本金融界の生みの親とも言われるが、その銀行員の間で、まことしやかに囁かれているのが「巨大イチモツ伝説」だ。現役社員が後を引き取って語る。
「ウチの社員の飲みの席では、第一勧業銀行時代から何十年も渋沢の『巨チン伝説』が語られているんですよ。中でも下ネタ合戦になると『渋沢栄一は膨張時25センチだったんだよ』と言い出す奴が決まって現れる。もっとも、巨モツに関する文献は誰も見たことがなく、完全に銀行内の都市伝説となっています」
やはり、豪快な先人の「巨チン伝説」は信じたくもなろう。信憑性は50%。
さらにはこのイチモツにあやかりたい銀行マンの間で広まっているのが、願掛けのエピソードだ。
「大手町にある『渋沢栄一像』に手を合わせ、台座をさするとEDが治ると言われている。以前、私も先輩社員に『最近、元気がなくて夜の営みに支障をきたしている』と相談したら『渋沢さんのところへ行ってこい』と言われました」(大手銀行営業マン)
実は、今でもこっそり参拝する行員もいるという。信憑性50%。
91歳まで生きた渋沢が「健康維持の秘訣」にしていたのが「鬼滅の刃」さながらの「呼吸法」だ。
再び歴史作家の検証に戻ろう。
「80歳の頃から渋沢が取り組んでいた健康法が『屈伸道』。その名の通り『屈伸とともに息を吐く』というもので、柔術家の坂本謹吾から教わり熱心に実践していました」
その坂本が1929年に著した「坂本屈伸道 弾力性健康法」には渋沢がみずから写真を提供しているほどで、傾倒ぶりがうかがえよう。
「孫でエッセイストの鮫島純子氏も現在99歳で健在なのを考えると、『長命の家系』なだけかもしれませんが‥‥」
呼吸法は精力とも大いに関係あるだけに、効用があったと言えそうだ(信憑性60%)。