新1万円札が「20万円」に大化け!拡散前に知っておきたい「お宝新札」の見分け方

「渋沢栄一の新1万円札がまさかの20万円!」そんな驚きの声がネット上に響き渡っている。

 1万円が20万円になるとは、いったい何があったのかという人も多いだろう。実はこれ、Yahooオークションに出品された新札の落札価格の一例なのだ。1万円に印刷されている「記番号」が「ゾロ目」などのレアな番号になっていることから、価格が跳ね上がっているのだ。

 実際、ヤフオクの「紙幣」のカテゴリーを見てみると、渋沢栄一の1万円札がずらりと出品されており、どれも「777777」「888888」などの連番になっている。では一体、どのような番号に希少価値があるのだろうか。

「レアな番号のポイントは主に5点。『ゾロ目』と『キリ番』、『連番』、『AA番号』、その他になります。ゾロ目は昔から縁起がいいとされ、中でも『777777』は最も高値で取引されます。『000001』などのキリ番も人気がありますね。また新札には記番号の頭と最後にアルファベットが2つずつ入ります。これが『AA』になっている紙幣はプレミアがつきやすいですね」(コイン・紙幣コレクター)

 また「その他」というのは、お金に困らないとされる「3」「5」「8」の数字が全て入っているなど、主に縁起のいい数字が使われている紙幣だとか。

 7月3日より流通しはじめた新札だが、まだ実際に手に取っていないという人もいるかもしれない。手にしたらまず番号をチェックしてみてほしい。思わぬお宝に大化けするかもしれない!?

(ケン高田)

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