舞台裏の“鼻ほじ”まで見せた!松本まりかのドラマ初主演作に期待と落胆の声

《放送されるのがとても怖かった》

 2月15日にインスタグラムを更新して、幼少期の写真とともにこんなメッセージを発信したのは人気女優の松本まりか(36)。ドキュメント番組「情熱大陸」(TBS系)で密着取材を受けていたものの、いったいどんな仕上がりになるのか、当人にとっては気が気でなかったようだが、14日のオンエアを見て、その心配は杞憂に終わったようだ。

 松本は続けて、《恐怖以上に密着、編集してくださったスタッフの皆さんの愛情を感じました》と番組スタッフの苦労をねぎらい、《本当に本当にありがとうございました》と感謝のメッセージで投稿をしめくくった。

 昨年秋から「妖怪シェアハウス」「先生を消す方程式」(いずれもテレビ朝日系)、新春には木村拓哉主演の「教場2」(フジテレビ系)で教官役として存在感を発揮した松本まりか。今回の「情熱大陸」ではそんな彼女の素顔に密着。ドラマの収録の合間の食事タイムに、「今は食べません。ダイエット中」と言いながらも用意された弁当の中身をチェック。色鮮やかで高級感たっぷりの弁当にうらめしい視線を投げかけるなど、松本まりかの素の部分が垣間見える内容となっていた。

 なかでも女優魂を感じさせるシーンが、初主演を務める連続ドラマのリハーサルシーンだった。公式サイトによると、松本はさまざまな顔を持ちながらも放火殺人の罪で逮捕された謎多き女性を演じるという。

 そのリハーサル初日、監督から「かわいらしい悪い女じゃなくて、本当に好感を持てない」という悪女のイメージを伝えられた松本。そうした指示を台本に書き込んで、検事から質問を受ける“殺人犯”としてセリフ読みに臨んだのだが…。

「監督は最初の演技にダメ出しをして、拘置所にいてお風呂にもそんなに入れないから体をボリボリと掻いたほうがいいなど、もっと悪女っぽさを出すようアドバイスを送っていました。松本さんはそれにこたえる形で、けだるそうな演技を見せたのですが、それでも再びストップがかかる事態に…」(ドラマ誌ライター)

 殺伐としたドラマの舞台裏で、松本が見せたのが“鼻ほじ”だった。検事が罪状を読み上げる前で、なんと指を鼻の穴に入れてホジホジしながら、挑戦的な表情で「チッ」と舌打ちまで…。これでひとまず「OK」がかかり、監督も「あれ、よかったね。鼻、鼻ほじり」と彼女の演技を絶賛したのだった。

「松本さんの“鼻ほじ”には驚かされました。まあ、初主演ドラマということで並々ならぬ気合が感じられますね。ネットでも《早く松本さんのドラマが観たい》《本番でも鼻ほじするのかな?》といった期待の声があがっていますが、じつはこのドラマ『向こうの果て』は『情熱大陸』のTBS系列ではなく、WOWOWのオリジナルドラマ。第1話は無料放送されるそうですが、地上波で見られないことに、落胆を隠せないファンも…。とはいえWOWOWといえば、昨今のネットフリックスやアマゾンプライムにも劣らない優良なコンテンツを手掛けていますからね。5月の第一話の放送を楽しみにしているファンは多いのではないでしょうか」(ネットライター)

 超多忙なスケジュールを送る中、「情熱大陸」のスタッフにねぎらいの言葉をかけた松本まりか。スタッフ受けも抜群となれば、今後はさらに仕事のオファーが殺到しそうだ。

(あまねかずこ)

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