「トイレで水を…」土屋アンナの“バチバチ告白”で浮上した犬猿モデルとは?

 やはり、華やかな女の園の裏側では、トラブルがつきもののようで……。

 モデルの土屋アンナ(36)が「裏側はすごかった。すごい」と”嫉妬渦巻く”モデル界でのエピソードを披露したのは2月6日放送の「ジェラシーの女王」(TBS系)。共演者のアンガールズ・田中卓志から「モデルもやられてて裏側とか…」と振られると、若い頃の話として、顔をしかめながら「ランウェイのバックステージは、こっからここまでが何グループ、そっちからそっちまでが何グループで、バチバチがあるんですよ」とモデルの派閥間では日々熾烈なバトルが繰り広げられていたことを告白。友人が受けたバチバチの被害として、「トイレに入ったら水かけられた」と明かしてスタジオをざわつかせた。

 今でこそ、破天荒でイケイケに見える土屋だが、「そうした嫉妬があったからこそ、逆に強くならなくちゃいけない」と当時の心境を振り返った。

 そんなこともあって、SNS上では、番組で名前を明かされなかった対立グループのボスについて、あれこれ憶測が飛びかうことに。

 スポーツ紙の芸能記者が語る。

「それはおそらくMさんのことでしょうね。ふたりが犬猿の仲なのはよく知られる話で、2007年の『東京ガールズコレクション』の舞台裏では、2人がつかみ合いの大げんかになったという報道もありましたからね。ただ、アンナはその後、バラエティー番組で『すごい距離あったし、殴ってないし』と報道を否定。とはいえ、モデル界に派閥があったとして、相手のボスが英語で何か言ってるのが耳に入って『おいっ!』と声を荒げて突っ込むなど、険悪な雰囲気になったことは認めています。ただ、10年以上前の話ですし、アンナはあの通りさっぱりとした性格。舞台裏の遺恨をオープンに出来るくらいですから、彼女が根に持っているということはないでしょうね」

 ファッションショーのランウェイといえば、羨望のまなざしが向けられるが、そんな華やかな舞台の裏側で熾烈なバトルが繰り広げられていたとは……。先の芸能記者が続ける。

「まだ、喧嘩に発展するだけ良いほうなんです。なかには、一方的にイジメられるケースも多く、ダレノガレ明美もかつて『ぶっちゃけ告白TV!カミングアウト!』(フジテレビ系)に出演した際、ランウェイで先輩モデルから『私の方が先輩なんだよ!?』『お前覚えとけよ!』と進路を邪魔されるというイジメを受けたと告白しています。さらに、ゆきぽよこと木村有希もモデル時代、雑誌の撮影でロケ車に乗った際、ベテランモデルが座るドア付近の席に座ったため、隣の席の先輩モデルから『マジこのクソアマ、イライラする』と言われ、降りようとすると、足元にあった脚立で脚を殴られただけでなく、エレベーターの中でも『てめぇ、調子乗ってんなよ!』と“腹パン”を入れられたと番組で告白していました。もっとも、暴力に走るとは完全なイジメ。猛抗議して、その先輩モデルは仕事を降ろされたようですが、モデル界も人間関係はドロドロしているようですね」

 食うか食われるかのモデル業界。今回の土屋の「バチバチ告白」など、まだまだかわいいものかもしれない。

(灯倫太郎)

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