5月1日、フリーアナウンサーの神田愛花がMCを務めるバラエティ番組「ぽかぽか」（フジテレビ系）で、過去に受けた痴漢の恐怖体験を告白。視聴者の関心を集めた。
この日は、ゲストの土屋アンナがタバコのポイ捨てを放っておけず注意するというエピソードを披露。いわく、正義感の強さから間違ったことをする人がいれば声をかけるようにしているとのこと。すると、それを聞いた神田が「1回痴漢に遭ったときに、その人の腕をつかんで駅で降りて連れて行こうとした」と、勇気を振り絞って撃退を試みたと説明。
ところが相手が「つかんでいる手を思い切りグーで殴ろうとしてきた」そうで、以来、暴力をふるわれそうになったことがトラウマになり「そういう経験で泣き寝入りするようになった」というのだ。
神田の話を聞いた土屋は「周りの人がもっと助ける世の中になったらいいのにね」とコメント、いまだに性犯罪の被害に遭う女性たちの多さを憂いた。
「鉄道会社でも対策しているといいますが、それでも都内の女子高生や女子高OGに聞くと、半数以上が一度以上の痴漢被害に遭っているといいます。そして被害者のほとんどが神田さん同様に怖くて泣き寝入りしているとか。ちなみに、元フジテレビアナウンサーの三田友梨佳さんも担当していた『直撃LIVEグッディ！』（同局系）で『私の周りのほとんどの人が痴漢に遭ったことがあって、痴漢に遭うと声も出ないし動きもとれない』と話していました。元テレビ朝日アナウンサーの宇賀なつみさんも『周りで一度も痴漢に遭ったことがない人って10人に1人ぐらい。ほとんどの人は一度は遭っています』と話していましたから、特に容姿端麗な女子アナたちはかなりの高確率で被害に遭っていると思われます」（女性誌ライター）
まさに驚愕の犯罪被害率だが、それでも元TBS・宇垣美里アナの経験談に被害を防ぐヒントが隠されているかもしれない。
「宇垣さんは18年放送のラジオ番組『アフター6ジャンクション』（TBSラジオ）で高校時代に頻繁に痴漢に遭っていたことを告白していました。ボールペンで反撃したというエピソードも話していましたが、宇垣さんによれば、当時はすっぴん黒髪でおとなしそうに見えていたとのこと。でも、メイクをはじめて髪を茶髪に変えてから被害に遭う回数が激減したというのです」（前出・ライター）
宇垣アナの防衛策が皆にあてはまるかどうかはわからないが、ともあれ電車内の破廉恥行為が根絶されることを願ってやまない。
（山田ここ）
