お笑いコンビ・さらば青春の光の東ブクロ(35)が12月16日放送の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)に出演。“先輩芸人の妻“から色仕掛けをされるドッキリで見事なコンビ愛を見せつけた。
この日、番組では「東ブクロ、先輩芸人の嫁から色仕掛けくらってもさすがにもう乗ってこない説」を検証。これは、2013年に東ブクロが実際に他事務所の先輩芸人の妻と不貞をしていたことが発覚し、大きな批判に晒された騒動を受けての“反省チェック“企画である。
仕掛け人は、相方・森田哲也(39)とグラドルの青科まき(23・独身)で、東ブクロと3人で偽のゴルフ番組を収録し、東ブクロと青科の出会いをアシスト。収録の休憩時間などに青科の方から積極的にアプローチを仕掛け、東ブクロもまたデレデレしながらスムーズなLINEの交換にいたっていた。
その後、LINEでのやりとりを経て、バーで個室デートを満喫。酒を飲みつつ、「何カップなん?」「Fです。普通のFカップです」といった会話のやり取りで、青科が東ブクロのハートを鷲掴みにし、2人でテキーラを一気飲み。そしてついに東ブクロから「いったんチューする?」「家においでよ」とのメッセージを引き出すと、“ヤリたい“との本音も吐露。完全に東ブクロが青科の虜となったタイミングで、彼女から既婚者であることが明かされ、そのうえ「先輩芸人の妻(という設定)」だということも打ち明けた。
しかもその先輩芸人というのが、タイムマシーン3号の山本浩司(41)という絶妙な設定で、ニセ妻の青科は、現在は家庭内別居している状況だと説明。東ブクロに“ワンチャン“の隙を見せると、東ブクロは「『うそつけー』言うて、抱きつきに行くこともできるけど、これがマジやったらどうしようっていう気持ちで、全然酒回ってこないわ」と明らかに動揺し、「先輩(の妻)なんや…。えげつないなキミ!いろいろあったん知ってるやん」と困惑している。
迷いに迷い、東ブクロは「(2013年に)どれだけ痛い目に遭ったか、迷惑かけたかというのもあるし、これ以上もう1回そういう事を考えると。俺だけじゃない。相方もマネージャーもおるし」「(青科との不貞より)森田を取ることになるよ」「もう、うん…ありへえんわ。やったらアカンもん」とギリギリのところで青科の“持ち帰り”を断念したのだった。
不貞騒動から7年を経て、一時の欲望だけに惑わされない成長ぶりを見せつけたが、最後のネタバラシ寸前には“青科の胸だけでも見たかった“との本音を述べ、“胸見るのは不貞になるのか?“となかなか諦めきれない様子だった。
「さらば青春の光の2人は松竹芸能を退所し、今は個人事務所を立ち上げ、相方とマネージャーの3人で波に乗り始めている最中。しかも、事務所の売り上げの殆どは相方・森田のピンでの活躍によるもので、マネージャーを含めた“ギャラ三等分“の恩恵を受ける東ブクロは森田に頭が上がらない状況です。さすがにこれ以上の迷惑をかけることはできないと判断したのでしょう。今回の不貞ドッキリで最終的に『森田を取る』と断言してコンビ愛を見せつけた東ブクロには、《人って成長するんだね》《実際にやらかしたから、どれだけの関係者の人生に携わっているかを実感したんだろうね》《ほとんどの視聴者は“東ブクロはやるに違いない“とドキドキしてただろうけど、見事に期待を裏切りましたね》との声がネット上に寄せられました。また、単にコンビ愛だけで終わらずに、“胸だけは見たかった“との往生際の悪さで笑いをしっかり取っていた点も評価されています」(テレビ誌ライター)
個人事務所では社長の役職に就いている森田。相方の生まれ変わった様子が伝わり、今後も安心してコンビ活動を継続させることができそうだ。
(木村慎吾)