相変わらず、公私ともに周囲を騒がせているようだ。
「週刊新潮」が、《「貴乃花」が憂える「長男・優一」の“オートバイ事件”》と題して靴職人でタレントの花田優一(25)と、父で元貴乃花親方(48)との確執を伝えたのは10月29日のこと。11月6日には「デイリー新潮」でも《花田優一が父・貴乃花のバイクを盗んだ?》との見出しで配信され、大きな話題となった。
記事によれば、親方はかねてから、長男である優一が靴職人として、靴の納期や金銭面に関するトラブルを抱えるなか、タレント活動を行うなど、その中途半端な生き方に納得できなかった様子。そんな最中に優一が、豪邸に置いてあったオートバイを勝手に売却してしまい、親方が「窃盗で被害届を出すぞ!」と大激怒したというのである。
同紙の取材に対し親方は《御質問にあるオートバイは所在不明となり、所在を確認したことはありますが、彼が売却したことを具体的に把握できているわけではありません》と文書で回答しているが、
「うがった見方をすれば、オートバイがなくなったのは事実だが、彼が関与したという決定的証拠はないだけと主張しているようです。真相はわかりませんが、親子間でここまで関係が拗れているとなると、修復は相当難しいと言えるかもしれませんね」(芸能記者)
しかし、そんなネガティブな話題をよそに、花田本人はいたってポジティブだ。
「11月1日には、自らのアーティスト活動の情報を発信する場としてライブ配信アプリ『17LIVE(イチナナ)』の配信をスタートさせたんですが、このサイトでは、靴の工房の様子の紹介や音楽配信などを行っていくのだとか。本人は『ここをきっかけに、僕の作品や”花田優一”を知ってもらえたら最高です』とコメントしていますが、少し前には自身に寄せられたネット上での誹謗中傷の声に、インスタグラムのストーリーズで『どいつもこいつも顔を名前、素性もさらして文句言えよ。腰抜けどもが』と投稿してネットをザワつかせたばかり。そんな中でのアプリ配信には、彼をよく知る関係者さえも驚いているようです」(前出・芸能記者)
この配信がスタートした1日には、TBS「サンデージャポン」にVTR出演。一連の非難コメントについて、「死ねとか消えろとか、そういうのが多い。そういう言葉を投げかけるのは、普通に人間として終わっているんじゃないかな」と改めて不快感を露わにしたあと、リポーターから歌手デビューと9月にリリースされた「純青」について話を振られると、表情が一変。「紅白(歌合戦)に出たら認められるらしい。噂によると日本はね。なので、紅白を狙えるようないい曲を作っていけたら」と、大胆にも「目標は紅白」と掲げることに。
ところが、リポーターが「純青」の歌唱をリクエストすると、「んなわけねえだろ、ふざけんなよ。絶対に歌わないから!」と即座に拒否。結果、またもやSNS上には、
《この人、わざと嫌われているのか?やっぱり、花田はテレビに出すべきじゃないな〜》《たしかに誹謗中傷はダメだけどこの人の言動と行動見てるとどっちもどっちかなーと。番組側も面白がって起用するから調子に乗るのでは?》《いい歌を作っても人に響く歌唱力ないと無理!》といったコメントであふれた。
「結局、靴職人にしても、歌手や画家にしても、なにひとつ極めていないため、フラフラしている印象はぬぐえません。ただ、起用するテレビ側にとっては、出演すれば狙い通りの効果を出してくれる、いわば”人に文句を言われる天才”ですから、炎上タレントとして重宝されていました。とはいえ、今回の『新潮』の報道で、バイク窃盗の疑惑がつきまとうことになった。親子間のイザコザとはいえ、窃盗は犯罪ですから今後はテレビからも姿を消すことになるかもしれません」(前出・芸能記者)
敷居の高さで知られるNHK紅白出場なんて夢のまた夢かも!?
(灯倫太郎)