父親である貴乃花(花田光司氏)の「勘当してますから」の断言に頭に血がカーッと上ってしまった息子でタレント兼靴職人の花田優一氏。先週、父親へのモラハラ告発が女性誌に掲載されて話題を呼んだばかり。それに対して「週刊文春」最新号で父・貴乃花が5時間にわたる反論インタビュー。お互いの真反対の主張にお昼のワイドショーも過激に反応してしまった。
「10日放送の『バイキングMORE』では番組冒頭で貴乃花さんの反論記事を取り上げ、1週前の優一さんのモラハラ告発との比較をしました。つかみ合いになったことなど事実もあったようですが、貴乃花さんの語った内容はほぼ優一さんの告発を覆すものばかりで、スタジオは大盛り上がりでした。というのは、番組では1週前におぎやはぎの小木博明さんが、優一さんを指して『(芸能界で)信用度が一番下のほうでしょ』など言いたい放題。これがSNS上でも話題になったことを意識してか、この日もMCの坂上忍さんが小木さんに振ると『芸能界で一番下かな、下から2番目かな』と笑いを誘ってました。でも、それ以上に盛り上がったのは、この日は優一さんにもっと辛らつな言葉が飛び交っていたからですね」(女性誌ライター)
優一氏の告発内容を覆すような貴乃花の証言が紹介されていくと、スタジオのコメンテーターもどんどん貴乃花寄りに。優一氏が靴職人としてテレビに出ていた時のことを、おぎやはぎの矢作兼は出たがりの職人と寡黙な職人がいるけれど、そういう職人も技術を極めていると説明。そのあと「でも(優一氏は)職人としてスゴくないのが問題」とバッサリ。次いで、小木が靴職人を広めるふりしてタレント業を楽しんでしまった「よくいる人の一人」と矢作の意見の後押し。すると、坂上まで優一氏を「靴職人の補欠」と表現するとスタジオ中が失笑。どんどんヒートアップしてしまったとか。
「番組側が完全に優一氏の主張に疑問を持ってますから、優一氏の告発を掲載した『週刊女性』より、貴乃花が反論した『週刊文春』の勝ちみたいなムードでした。そして、なぜ優一氏がこうしたキャラクターに育てられたのかについて言及。その中で、小木さんは、バッシングを受けても反論しない父を反面教師にして育ったため、『とんでもないライアーモンスターが生まれたんですよ』という言葉には、まるでゴールデンのお笑いバラエティのようにスタジオ中が大爆笑。直訳すれば『ウソつき怪獣』ですからね(笑)。優一さんにとっては屈辱的な愛称とも言えますが、この番組で優一さんの主張を信じる視聴者はゼロに近くなるだろうなと思わせるほど言いたい放題でしたね」(前出・エンタメ誌ライター)
この“ライアーモンスター発言”には坂上忍も「いい加減にしなさいよ」とツッコミを入れ、進行の伊藤利尋アナも「英語だったらいいわけじゃないですからね」と警告を発した。
さっそくネット上でも《出た!ライアーモンスター》《貴乃花も実直すぎるが怒って当たり前の内容ばかり》《「花田家」って映画ができそう》と盛り上がっていた。親子で話し合いをするべきというごく当たり前の正論もまだ消えないけれど、貴乃花自身が「話し合いできる時期は過ぎた」と発言。この2人は没交渉のまま、週刊誌やワイドショーで笑いのネタにされ続けるのだろう。
(小机かをる)