ケンコバが愛した“大人のピンク街”にA.B.C-Z河合郁人が出没!? 肩透かし報道の顛末

 繁華街で一人になったアイドルを尾行してみたら、スキャンダルどころか義理堅い一面ばかりを見せつけられた? 「文春オンライン」が10月18日付で配信したA.B.C-Z河合郁人(33)の記事に、肩透かしを食らった読者が続出したという。

 この記事には「“ジャニーズの中間管理職”A.B.C-Z河合郁人が歓楽街・五反田で途中下車した夜《スクープ撮》」というタイトルが付けられ、一見すると河合の女遊びを捉えたかのように期待感を持たせる代物。しかし実際には一人で「たこやきバー」にて飲んでいただけであり、記事中では女性が一人だけ登場するものの、それは河合に気づいたファンらしき女性が握手を求め、きさくに応じていたというオチだった。

 このように、ジャニーズタレントが一人飲みする様子をただ追いかけただけの記事にもかかわらず、多くの男性読者がビビッドに反応していたという。その理由を繁華街事情に詳しい芸能記者が指摘する。

「男性読者が食いついたのは『歓楽街・五反田』というパワーワードにあります。五反田といえば新宿や渋谷といった繁華街に比べて知名度が低く、多くの人にとっては《東京のJR山手線沿いにある地味な街》に過ぎません。ところが夜遊び好きの男性諸氏にとっての五反田は、マニアックな艶系サービス店が集まっている夜の歓楽街として人気なのです」(芸能ライター)

 五反田駅では駅の真下を国道1号線(第二京浜)が貫くほか、品川駅に向かって伸びるソニー通りには同社系列の企業も多く、ビジネス街としての顔を持っている。だがそんな“表向き”の顔とは裏腹に、女性や子供には近づきがたい“大人の街”という一面も兼ね備えているというのだ。

「駅の東口側にある第二京浜とソニー通りに挟まれた三角地帯には、駅のすぐそばに艶系サービス店の案内所がギラギラしたネオンを輝かせています。この辺には休憩できるホテルがいくつもあり、着飾った女性たちと目をギラつかせた男性たちが行き交うのがおなじみの光景。西口のほうにも東口ほどあからさまではないものの、駅のすぐそばから目黒川までの間にいくつかのホテルがあり、雑居ビルのなかには艶系のお店がちらほら。この辺は新宿や渋谷の歓楽街ほど目立たないこともあり、芸能人が通う店もあると言われています。しかも妙齢の奥様や特殊なプレーを楽しめるタイプの店が多く、いわゆるディープ地帯となっているのです。芸人のケンドーコバヤシさんも“五反田好き”を公言していて、とあるマニア系のピンク店は“ケンコバ祭り”なる大盤振る舞いのイベントを開催するほどです」(前出・芸能ライター)

 そんな五反田事情を知る男性読者にとっては、河合が歓楽街の五反田で車を降りたという見出しからは《そういう趣味だったのか?》《素人よりプロを相手にしたほうが安心だということか》といった誤解が生まれるのも無理はない。ともあれ河合が足を運んでいたのはそういった“夜の五反田”とは無縁な飲食店だったようで、ファンとしても安心したのではないだろうか。

(北野大知)

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