「小室哲哉に突き飛ばされた」上沼恵美子の“華原イジり”に見た女帝の執念

 現在、大きな注目を集めている歌手の華原朋美(46)とヴァイオリニストの高嶋ちさ子(52)をめぐるベビーシッターによる虐待疑惑騒動に上沼恵美子(65)が言及した。「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)が10月4日に放送され、MCを務める上沼は、華原が9月23日にYouTubeにアップした高嶋への号泣謝罪動画を「拝見いたしました。本当に泣いていました。ほんとうに〜みたいな声でこうやって」と華原の号泣謝罪の様子を“再演”しつつ、動画から感じた私見を漏らした。「なんかでもねぇ、不自然でした。なんか自分が可哀そうで泣いてるって感じがしました、私はね。ほんっとに申し訳なかった高嶋さん、という感じでは(なかった)、私はですよ、そう取りました。違うなと」と動画の不自然さを指摘した。

 さらに上沼はそんな華原を「危なっかしい人」とイジりつつ、過去に小室哲哉氏(61)と交際していた際に、2人のあまりの熱愛ぶりに起きた紅白歌合戦でのエピソードを冗談交じりで披露した。

 小室ブーム全盛期の1994年の紅白歌合戦。華原がその年のレコード大賞で新人賞を取り、小室はレコード大賞の直後にすぐ紅白の会場へと移動しなければならなかった。その年の司会を務めた上沼はその時の様子を振り返り「もう(紅白の会場入りが)ギリギリなのよ。はっきり言ってNHKにはよ入ってほしいのに華原さんにベッタリだったから。困ったなぁって思った時に、ぶわー飛んできて、私、突き飛ばされたの覚えてる。故意じゃないけど、結局、結果的にガーンとされたの覚えてる」と、華原にゾッコンだったあまり、紅白の会場入りがギリギリになった小室に突き飛ばされたという苦い思い出を語った。MCの高田純次(73)が「わざとやったんじゃないの?」と突っ込むと、上沼は「それは違う。違うけど痛かった。そして無礼だ」と一蹴した。華原の転落ぶりに上沼は「小室さんが私をガーンと(突き飛ばし)私が痛かった時、あの時が全盛期ですよね。小室さんにとっても華原さんにとっても。私は痛かったけど」と強調してスタジオを笑いで包んだ。

 小室哲哉とのマル秘エピソードに視聴者からは「あのえみちゃんを突き飛ばすなんて全盛期の小室哲哉さすがだ」「小室さんひっぱりだこだったからな」と当時を懐かしむ声も上がっている。

 一方でメディアライターからは、冗談交じりで話したように思える“紅白突き飛ばしエピソード”から上沼の執念深さが垣間見えたという声も聞かれる。

「一見、華原の騒動を笑いに変えてフォローするためにこのエピソードを披露したように思えますが、単に上沼はいまだに根に持っているのではないかと思います。実は昨年にも同番組で上沼はこの話を披露していたんです。小室とKEIKOの離婚調停について番組が取り上げた際に、この“紅白突き飛ばしエピソード”を語っていましたね。その際上沼は『私は執念深い』と冗談で締めくくっていましたが、またも披露するとはかなりの執念です」(芸能ライター)

 さすがの“女帝”上沼恵美子。故意でなかったとしても彼女を突き飛ばしたら末代まで語り継がれてしまうかもしれない。

(浜野ふみ)

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