三浦春馬“遺作ドラマ”に飛び交う憶測、「4話完結」でどんなラストに?

 女優の松岡茉優主演ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」(TBS系)の第2話が9月22日に放送され、9.1%の視聴率をマークした。

「9月15日の第1話は11.6%だったことから2ポイント以上ダウンした計算になりますが、個人視聴率で5%はかなり高い数字と言えます。録画して何度も観たというファンも多いようで、SNSにはドラマの感想コメントであふれています」(テレビ誌ライター)

 同ドラマは、中堅玩具メーカーを舞台に清貧を旨とする経理部の九鬼玲子(松岡)と、同社の跡取り息子で浪費家の猿渡慶太(三浦春馬)のラブコメディ。第1話は、父・富彦(草刈正雄)から渡された上限のないブラックカードを使い、湯水のようにお金を浪費していた慶太。尋常ではない金額を使う慶太は父親の逆鱗に触れ、住んでいたマンションから追い出され、カードも使えなくされてしまう。息子の金銭感覚を心配した富彦は、お金の使い方を勉強させるために慶太を営業部から経理部に異動させる。そこで、玲子の指導のもと、経理の仕事を学んでいく。

 今作は、同ドラマの撮影中だった7月18日に三浦が死去したこともあり、放送自体がお蔵入りとなる可能性もあったが、視聴者からの要望で、全8話予定だった物語を4話完結に短縮しての放送となった。

「初回の放送開始前は『録画はしたが、今はつらくて見られない』という意見もありましたが、放送終了後、ネット上には『放送して頂きありがとうございます。やっぱり春馬君の笑顔、最高です。ずっと笑って見ることが出来ました』『三浦春馬さんの素敵な笑顔を見て、嬉しかったです。放送していただいてありがとうございます』『とてもチャーミングな春馬くんを観ることができて嬉しいです。残りの2回も楽しみにしています』など、感謝の声が寄せられていました。報道によれば、三浦さんが亡くなったのは4話の撮影途中。それまでは笑顔の絶えない現場だったようですが、訃報を受けて、急きょシナリオを変更して4話完結となりました。SNSではドラマの終わらせ方が議題にのぼっていて、『慶太が海外に行っちゃうラストとか悲しすぎる。玲子との恋の進行をじっくり見たかった』『訃報を知った共演者が4話でどんな演技しているのか気になる。みんなのメンタルが心配…』といったコメントが見受けられました」(芸能ライター)

 ファンにとっては、画面の中で無邪気に笑う三浦の姿が救いになっているのかもしれない。

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