アンジャッシュの渡部建が「多目的トイレ不貞」発覚後、芸能界の表舞台から姿を消しておよそ半年。ところが、早くも復帰計画が進められていることが、11月中旬、複数のメディアで報道された。
「すでに収録済みと言われているのが、大みそか恒例の日テレ系バラエティー番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の『笑ってはいけない』シリーズで、同番組は日テレ系『行列のできる法律相談所』の制作スタッフが携わっていることもあり、かなり早い段階から『復帰するなら日テレで』とオファーを受けていたようです」(スポーツ紙記者)
同番組には、かつてゲス不倫が報じられたベッキーをはじめ、「アパ不貞」が発覚した袴田吉彦や、「4WD不貞」が報じられた原田龍二も出演。テレビ界では「不貞タレントのミソギの場」とも言われているようだが、
「たしかに、袴田が仮面男に扮したり、原田がゲス教師役で出演したりと、それぞれのスキャンダルを自虐ネタにすることで笑いに変えていった演出は見事。ただ、彼らはいずれも謝罪会見を開き、一応のけじめはつけていますからね。一方、渡部は不貞をすっぱ抜かれた『週刊文春』のインタビューには応じたものの、以降は自分の口からは一切語っていない。しかも、女性との密会に使った場所が身体の不自由な方も利用する多目的トイレということで、イメージがあまりにも悪すぎる。復帰計画の報道が出た時には、業界関係者の間から『よく渡部の出演をスポンサーサイドがOKしたものだ』と驚きの声が上がったほどです」(前出・スポーツ紙記者)
今回の「復帰報道」を受け、案の定、SNS上には、《半年で復帰なんていくらなんでも早すぎる》《笑ってはいけないどころじゃなくて、マジ笑えない》といった嫌悪感剥き出しのコメントがあふれる事態となった。
さらには、ここ数カ月、渡部が日課としていた息子の「保育園への送り迎え」に対しても、《保育園を優先的に利用できるのは、両親が共働きの家庭のはず。イクメンの専業主夫ならば家で子供の面倒を見ては?》《認可外なのかもしれないけど、謹慎中で在宅しているのに保育園に預けられるのですか?》《無理して復帰するよりは自宅保育に専念して他の待機児童に枠を譲ってあげて》と、厳しい声が寄せられていた。
前出のスポーツ紙記者が語る。
「噂では渡部・佐々木夫妻は来年秋に息子を有名幼稚園へ”お受験”させることを考えていたようです。ただ、当然のことながら、合格するためには、両親の収入はもちろん素行までもが問われることとなります。騒動後の渡部は車で保育園へ子どもの送り迎えをする以外、ほとんど家に引きこもったままで、保育園でもほかの保護者との挨拶も避けているようですからね、このままの状態が続けば、お受験を断念せざるを得ない。だからこそ、一日でも早く禊を済ませて芸能界に復帰したい。そうした焦りが、今回のバッシング覚悟の番組出演につながった可能性もありますね」
一部では、妻の佐々木希が所属する事務所の女性社長も渡部の「復帰プラン」に難色を示しているという報道もあった。
「ここまで批判が集まるとは誰も想像できなかったのでは…。すでに収録はしたものの、渡部の部分はカットするということも十分考えられます。まあ、いずれにしろ、最終判断は局の上層部にも絶大な発言権を持つ、松本(人志)の判断ということになると思いますね」(番組関係者)
不貞相手との密会に多目的トイレを利用したことで、人間としてのモラルを問われた渡部。自粛期間中にイクメンぶりを発揮したことで、働きたくても働けない「待機児童」の問題に直面する子育て世帯をも敵にまわしてしまったのかもしれない。
(灯倫太郎)