「日本のスマホ代は高すぎる! 事実82.9%もの人が下げてほしいと思ってる」「なんと最初の1年間は無料! 太っ腹〜」「どうせ複雑な条件あるんでしょ? って思うよね? ないの!」
テレビをつければ毎日のように目にするこのCM。視聴率女王・米倉涼子(45)がショッキングピンクのスーツに身を包み、スラリとした美脚を披露しながら長セリフに挑戦しているとあって、ファンには好意的に受け取られているかと思いきや、SNS上では辛辣な意見が飛び交っているという。
「CMでは米倉が携帯料金プランを説明するという内容なのですが、冒頭と最後に『楽天モバァァァイル!!』と雄叫びのようなアナウンスが流れるのです。その声量がかなり大きいため、ネットでは『あの叫びがうるさくて毎回ビックリする』『うちのお婆ちゃんが泣きそうな顔で怖がってました』『米倉さんは悪くないけど、苦手になりそう』とネガティブな意見が相次いでいます。企業側はブランド名を浸透させたいという狙いがあるのでしょうが、一部で不評を買ってしまっているようです」(テレビ誌記者)
そんな逆風の中、8月6日発売の「週刊新潮」が、この「楽天モバイル」のCMギャラに関する記事を掲載した。今回のCMは、オスカーから独立して初の大きな仕事だという。
「記事によるとオスカーの前社長で現会長の古賀誠一氏は、楽天の三木谷浩史会長と親しい仲なのだとか。そのため、退所したばかりの米倉が楽天CMに起用されると知ると『どうして米倉なんだよ。うちのタレントを使ってくれればいいのに』と嘆いていたそう。さらに『あのCM、1本8000万なんだよ。米倉のギャラ上がったな。うまいことやってるよなあ』とオスカー関係者に話していたそうです。もっとも、米倉サイドは、この8000万円という“高額ギャラ疑惑”については強く否定していますが、楽天モバイルといえば、自社開発したスマートフォンに不備があったとして総務省から行政指導を受けるなど、何かと逆風にさらされているとあって、米倉さんの起用はイメージ回復のための起死回生策という見方もできます。8000万円とまではいかなくても、5000万円より下がることはないでしょうね」(芸能記者)
だが、この「ギャラ8000万円」という記事の見出しが独り歩きした結果、一部のSNSではCMのフレーズをもじったかのように、「米倉さんのギャラは高すぎる!」「楽天モバイル、太っ腹〜」といったコメントが散見され始めている。
大ヒットドラマ「ドクターX」(テレビ朝日系)の主演で、トップクラスの人気を手にした米倉だが、今回のCMに関しては、苦手意識を抱くファンも多いようだ。