「国民的歌手のミュージックビデオに関わり、男性アイドルグループや人気俳優を担当するなど、とにかく人脈の広さで知られていただけに、芸能界に激震が走っています。今回の逮捕は違法な“ハッパ”ですが、今後の捜査によっては、別の薬物の使用経歴についても浮上してくる可能性もあり、また、一緒に違法薬物を使用していた芸能人が“芋づる”で摘発されることも十分に考えられます」(芸能関係者)
7月9日、違法薬物を自宅に所持していたとして、人気スタイリストの男性S氏が警視庁に現行犯逮捕された。この事件をきっかけに、薬物を常習する芸能人への捜査網がさらに狭まっていく見方が強まっている。
「今回の事件のS容疑者はDJとしても活動していたことから、昨年11月に逮捕された沢尻エリカのように“クラブ人脈”で違法薬物を入手していた可能性が噂されていましたが、コロナ禍でこうした夜のクラブは軒並み休業を余儀なくされていました。いったいどこで、どういった人物から購入していたのか、入手ルートには大きな謎が残ります」(薬物事情に詳しいジャーナリスト)
そんななか、7月14日発売の週刊誌「FLASH」はこの薬物事件の新情報を掲載。なんとS容疑者が、別の南米由来の白い薬物を使用していた疑惑とともに、意外すぎる違法薬物の購入先について追求している。
「記事では、仕事仲間の証言として、その筋では有名なたこ焼き店で違法薬物を購入していた疑惑を報じています。たこ焼き店というのは初耳ですが、中東でおなじみのファストフードを販売するキッチンカーで売られているという話は聞いたことがあります。移動販売車であれば、定期的に場所を移動することで、アシがつきにくくなりますからね。それよりも気になったのは、S容疑者の“薬物仲間”として浮上した紅白出場歌手と人気俳優の存在。3人はしょっちゅうSの自宅マンションでキメまくっていたようですが、じつはかねてから“薬物パーティー”の常連と噂されていたのが人気俳優X。これまで何度もシルエットやイニシャルで、その常習ぶりがネットメディアなどで報じられてきました。本人は『仕事仲間からいくらでもわけてもらえる』と周囲に吹聴していたようで、一緒に遊んでいた芸能人仲間がS容疑者の人脈とだいぶ重なっているようで、『もしかしたら今度こそ逮捕は近いのではないか……』と、“カウントダウン”を危惧する声も聞かれます」(前出・ジャーナリスト)
このコロナ禍で違法薬物が人の手を介して海外から持ち込まれるケースは減ったと言われているが、そのウラで国際郵便を悪用した違法薬物の密輸入事件の摘発は例年よりも増加傾向にあるという。S容疑者の薬物仲間とされる人気俳優Xは、現在、連続ドラマの撮影に入っているとのことだが、くれぐれもピエール瀧や沢尻エリカの二の舞とならないよう祈るばかりだ。