「つきまとわれていた」ゆきぽよの“禊インタビュー”が再炎上を招いたワケ

 ギャルタレントとしてグラビアやモデル業だけでなくバラエティ番組と活躍の幅を広げているゆきぽよこと木村有希(24)の“知人男性の薬物報道”が大きな波紋を呼んでいる。木村自身に罪はないものの、徹底した「コンプライアンス遵守」が叫ばれる昨今の芸能界ではこういった“黒い付き合い”がチラつくタレントは起用されにくいことなどが懸念され、ファンの間では彼女の今後の活動が不安視されているが、世間はどう受け入れるのだろうか。

 1月21日発売の「週刊文春」では、2019年に親交の深かった知人男性が木村の自宅で違法薬物を使用した容疑で逮捕され、木村自身もこの事件を受けて家宅捜索、尿検査を受けていたことが報じられた。

 家宅捜索の結果、不審なものは見つからず、自身の尿検査でも陰性が判明したことも明かされているが、木村は1月24日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演し、知人男性との交流や経緯について自身を戒めるように自責の念を語った。木村といえばいかにもギャルらしいエクステを巻いたロングヘアが特徴的だが、この日、髪は巻かれておらず、ストレートヘアで出演。服装も黒一色で落ち着いており、“禊感”が伝わってくる。

 木村は知人男性について聞かれると「仲良い友達で、向こうから好意は持たれてました」と関係性を明かした。さらに、SNS上で指摘を受けている《知人男性は過去に詐欺事件を起こしたのにもかかわらず交友関係を続けていたのはなぜか》という質問に対し「しつこくつきまとわれていたので、(関係を)切りづらかったというのもありますし。その男性を紹介してくれた地元の先輩もかなり私によくしてくれて、『コイツと関われないから切るわ』って言いにくかったというのがあります」と周囲の友人関係を大事にするあまり、知人男性との交友を断ち切れなかったことも語った。

 しかしこの弁明にネット民は総ツッコミ状態で《つきまとってくる男を家にあげるのか?嘘で固めた言い訳にしかきこえない》《ゆきぽよ宅のキッチンで泡吹いて男性は倒れてたんでしょ?合鍵渡してるような関係にしか思えないけど》《「ギャルは情にアツい」的なことか。義理立てて交友断ち切れなかったって美談にしようとしてもダメでしょ》と批判コメントが殺到。“禊感”たっぷりの弁明もむなしく、火に油を注いで再炎上を招いてしまったようだ。

 木村は今回の件を振り返り、「ファンの方とかお仕事を一緒にさせてもらってる人たちに対して、完全に信頼を失くしてしまいましたし、『もうあいつは終わったな』とか、そういう風に思われてしまっても仕方ないと思ってます。でも大好きな仕事だから、もう一回、みんなの信用を取り戻せるように頑張りたいです」と涙をにじませながら再起への意欲を見せた。自身は“シロ”でありながら、交友関係をきっかけにここまで叩かれてしまう現在の芸能界だが、それでも身を置き続けたいという信念があるのだろう。

(浜野ふみ)

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