にゃんこスターばかりが悪目立ちしているが、近年は夫婦漫才ではない芸人同士のカップルが珍しくない。和田アキ子のものまね芸人として今や引っ張りダコのMr.シャチホコは、ベテランものまね芸人・みはると昨秋結婚。23歳年上の姉さん女房をめとった。最近は2人セットでの仕事も増えており、「有吉ぃぃeeeee!〜そうだ!今からお前んチでゲームしない?」(テレビ東京系)では愛の巣までオープンにしている。
たんぽぽ・白鳥久美子とチェリー吉武も昨年ゴールインした。また“事務所婚”としては、松竹芸能のなすなかにし・中西茂樹と梅小鉢・高田紗千子、ワタナベエンターテインメントのやしろ優と笑撃戦隊・野村辰二、まんぷくフーフー(マービンJr.&松丸ほるもん)などがいる。
めでたく夫婦になる芸人もいれば、結婚秒読みと見られながら破局を迎えたカップルも。
「オープンな交際を続けていたのは、友近となだぎ武。06年、友近が人気タレントとなったことで明らかになり、堂々と交際宣言しています。米国ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書』シリーズをモチーフにしたコンビネタ“ディラン&キャサリン”は代表でした。なだぎは、『友近の彼氏』と言われつづけたことをバネに、『R−1ぐらんぷり』で史上初の2連覇達成。でも、2010年ごろに2人は別れました」(芸能ライター)
2人は、いまだにそろって独身を貫いている。
アジアン・馬場園梓も芸人と結婚秒読みまで行きながら破局を迎えている。元カレは、Wエンジン・チャンカワイ。馬場園からプロポーズして、からあげデートなど、ほのぼのした交際を続けていた。 しかし13年、およそ3年半にわたる恋人関係にピリオドを打った。馬場園は「吉本べっぴん・ぶちゃいくランキング」の「べっぴん部門」で3年連続1位の殿堂入り。昨年は、嵐・松本潤主演ドラマ「99.9 -刑事専門弁護士- SEASON II」(TBS系)に女優として出演し、多才ぶりを発揮した。一方のチャンは、15年に「スクール革命!」(日本テレビ系)の婚活企画で出会った4歳年上の一般女性と交際わずか4カ月でスピード婚。今や2児のパパだ。
「破局後に女芸人が売れるのは、芸人カップルの“あるある”です。1年間の交際後14年に別れたのはキンタロー。と河口こうへい。これを機に、河口はさらにテレビ露出が減りましたが、キンタロー。は別の人と結婚して、今では『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)の社交ダンス企画がメガヒット。元AKB48・前田敦子のものまねだけで終わらない芸人であることを証明しました」(前出・芸能ライター)
にゃんこスターの2人の未来はどうなるだろうか。
(北村ともこ)