加藤浩次が久しぶりに“狂犬”の片りんをのぞかせた!? 6月24日放送の「スッキリ」でジャニーズ事務所を退所した手越祐也をバッサリと一刀両断。ネットでも称賛のコメントが寄せられている。この日、番組は前日夜に行われた手越祐也の2時間におよぶ「退所会見」を特集。会見において「手越ガールズは存在するのか」という質問に対して、手越は医療従事者と女性を伴った会食を行ったことに触れ、「ステイホーム期間中にちゃんと家にいたことを確認した女性を僕も呼んで、事務所にも報告しましたが、女性がいたことは事実。ワインを飲みながら話して解散した」と語っていた。
この発言にごもっともな疑問をぶつけたのが加藤だった。
「緊急事態宣言のなか、これ、情報交換だったらリモートでできたでしょって。なんで銀座かどこかの和食屋さんに行って、個室入って、向こうの方が女の子連れてくるから、『じゃあ、ボクも連れていきます』って言って、女の子がずっと家にいてコロナウイルスに感染している確率がない方って…。『うつされても面倒くさい』って言い方してた」と、会見を振り返ると、次の瞬間、声を荒げてこう続けたのだ。
「それ違うって手越くん!おのれが(コロナウイルスを)持ってる可能性もあるからな!おのれが彼女たちにうつす可能性あるからな。そこの心配までして、そういう外出をするとか…。もしくは手越くんが『外出関係ない、コロナウイルスでも外出するんだ、経済をまわすんだ』っていう方向性の考え方を主張しているんだったら、その方向性に従ってそういう行動しているんだって理解できるんだけど……」
さらに加藤の憤りはヒートアップしていき……。
「(テーブルの)四つ角にいたからワインをペアリングしてって…、いや違うって、違うんだよ!金策で困っている方。でも家にいた方もいるんだよ。緊急事態宣言が出てるってことで、人にうつしちゃいけないっていう気持ちで家にいた方もいるわけ!」
緊急事態宣言のさなかに外出して「不要不急」とも言える会食を行ったことを徹底糾弾する構えを見せた。
「ネット上では、手越さんの会見に賛否わかれた状態でしたが、加藤さんの発言で“アンチ手越”が優勢になった印象を受けます。というのも、手越さんを擁護していたファンのなかにはシングルマザーと思しき人も多くいました。週刊誌などで、みずから自転車をこいでシングルマザーの家庭にお弁当を配達する支援活動が報じられ、《手越って意外といいヤツじゃん》《うちにも配達に来てくれないかな…》といった声が見受けられましたから」(芸能ライター)
ところが、加藤の「違うんだよ発言」ですっかり風向きが変わったのだという。
「他人にコロナをうつす可能性について、手越さんの意識が低かったことが、加藤さんの発言であらためて浮き彫りになったことで、《もし弁当を配達したシンママ家庭にコロナうつしたらどう責任取るつもりだったんだろう》《手越さんの弁当、ちょっとこわくて食べられそうにない》《弁当配達中の写真も“撮られた”っていうより“撮らせた”って感じだったし、イメージ回復のためにシンママ利用しているとしたらちょっと引くな》といった声が見られました」(前出・芸能ライター)
そして手越の「シンママ支援」にエールを送っていたファンがドン引きしたと言われるのが、実際の弁当の写真だという。
「お弁当のフタには手越さんのメッセージが添えてあるのですが、そこには大きく《こちらのお弁当は手越祐也様の支援で作らせていただきました》と書かれています。この《手越祐也様》の《様》の部分について、《好きで支援しているのに“様”をつけるのっておかしくないか? なんで上から目線なの?》《もらった人は“手越様”からいただきましたってお礼を言わなあかんの?》などと疑問を口にするネットユーザーは少なくありませんでした」(ネットライター)
加藤浩次の怒りの導火線に火をつけた時点で、手越の「退所会見」は失敗という見方が広まりそうだ。
(倉田はじめ)